恋列車 〜 永瀬廉〜

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優太『Aー！こっちこっち！』





優太が呼んでる






「あ〜、優太！一緒に廉くんのリレー応援しよ！」







うふふ、、、間近で廉くんみられるよ！






うれしすぎ！！！









私の掛け声でリレーがスタートする







位置について〜、、、







よーい、ドン！







順調に走る私たちのクラス




今のところ一位だ






そのときだった







"あッ、、、"





第２走者がバトンを渡すときに転んだのだ





ヤバイ、３位だ、、







私は必死に応援する






そのまま３位で第三走者まで行き、次はアンカーの廉くんが走る番だ






さっきよりは距離は縮まってるけど結構差はあった







でも、廉くんにバトンがわたると一気に差をつめた







"おお〜！"





一気にあちこちで歓声がわく






なんと、廉くんはギリギリ１位でゴールしたのだ






「すごい！廉くん！さすが！！」







優太『べつにふつーじゃね？俺だってできるし』







って言い残して騎馬戦のチームに入っていった





「変なの、、」




ま！廉くんかっこよかったなぁ、ホント！









＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
優太side





『Aー！こっちこっち！』








はぁ〜！走ってくるA、可愛すぎだっての、





「あー、優太！一緒に廉くんの応援しよ！」





何て言うから





また、廉かよ、って思った





Aに俺の入る隙はないのかとめちゃめちゃショックだった





"よーい、ドン！"





Aの掛け声




始まってから必死に応援してる






廉は、３位から１位に上り詰めゴールした







やっぱりAは運動神経のいいやつがタイプなんかなって心配になる





だからAに廉のはなしされたときに






"べつにふつー、じゃね？"って言ってしまった






俺だって応援してたし、嬉しいよ？





だけどさ、、、




やっぱ悔しくて悔しくて、ぶっきらぼうになった





弱気になるな！俺！





騎馬戦はみせどころだ！




みてろよぉー！廉とA〜！！！

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