9人の仲間と Kouta.Y (ページ22)

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大貴side

そして仕事終わり…

黒岩｢なんで光までいるの？｣

光｢いたらダメかよ…｣

｢まぁまぁ…仲良くね｣

今回なんか厄介になりそ…

｢で、話って？｣

黒岩｢あぁ…薮の奴本当のことを話したら今日みたいに泣きじゃくって…俺、あんな薮初めて見て。正直羨ましかったんだ。薮が…こんなにいい人とであって、一緒に働いたりしていいなって…｣

光｢で？それで？｣

大貴｢ちょっと光くん｣

黒岩｢……薮ともう一度やり直し…たい。だから有岡医院長にも…こっちの病院に移動させて貰って…｣

光｢有岡医院長？｣

｢で、で、それで？｣

黒岩｢でも薮は…俺のことを…許してくれない。｣

｢なんで？でもきちんと話したんですよね？｣

黒岩｢今までずっと騙してた…言わなかったんだ。本当のこと…でもそれが逆に薮を傷付けた！良かれと思って黙ってたのにけど…薮はずっと苦しんでた！…もうダメなんだ｣

光｢薮は!!確かにずっと苦しんでたと思う！大切な人を亡くしたあの時からきっと。けど今日真実を知れたんだ。やっと…あの時からの時計の針が少しでも進んだんだ。だから薮はお前を責めたりしない!!｣

光｢やり直したいんだろ？薮と…だったらもう少し薮のこと考えてやれよ！じゃ、俺もう帰るから。｣

｢えっ!!…あっ…ちょっと光くん｣

光くんはお金をぽんと机の上に置いて出ていった

今は俺と黒岩のふたりきり

なにこの気まづい状況…

黒岩｢…ごめん。今日はありがとう…俺も帰るわ！｣

ちょっと待て！俺1人…

なんか大変だった