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千冬side
俺は帰り道をズカズカと歩く。
モヤモヤとイライラが混じった感情を押さえつけながら。
家に着いて、手は洗って、勢い良くベッドにダイブした。
どういう事だ？
エマちゃんとヒナちゃんはAさんに会ってた？
俺に、なにか隠してる？
"ヒナ「でも、昨日は普通だったよ？Aさん。」"
"エマ「ちょっ…、ヒナ…！」"
2人の焦った顔。素振り。
間違いない。
『んだよ…、そういう事かよ。』
隠し事じゃん。
絶対俺になんか隠してんじゃん。
で、あの2人もグル？
まあ多分そういうことなんだろ。
『……イラつく、』
Aさんは、あからさまに焦った顔するし、
俺には知られたくないんだろうなってのがわかる。
嫌だ。
好きなのに。
大好きなのに。
Aさんにこんな感情、抱きたくなかった。
だけどこれにはどうしてもイライラする。
全く寝付けないけど、ベッドの上で
少し目を瞑っていると、1つの着信が来た。
『……もしもし。』
武道「千冬、大丈夫か？」
『何が。』
武道「いや…、何となくさ、
でも、でもさ、勘違いかもしれないじゃん…、」
『は？』
タケミっち、知ってんの？
ヒナちゃんとかかな、言ったのかな、
『お前が、お前が何を知ってんだよ、』
せっかく心配してくれてんのに、
こんな態度ダメだってわかってる、けど、止まらない。
武道「なんも知らねえけど…！」
『じゃあ口出ししてくんなよ！
明らかに態度が違ったんだって！
いつもは笑ってくれんのに！
俺だって分かった瞬間、焦った顔してさぁっ…、』
じわじわと目頭が熱くなる。
武道「千冬…？」
『Aさんを、疑いたくない、のに、
絶対、おれになにか隠してる気がして、
それが、すっげぇ、モヤモヤして、イライラしてっ…、』
俺の頬に暖かい何かが伝った。
『……ごめん、タケミっちに当たるべきじゃないよな、』
武道「俺もごめんな。なんもわかんないけどさ、
相棒の恋愛は、応援したいじゃん……。」
『……っ、』
武道「……明日、また会うのもありかもよ。」
『……、』
武道「お節介なのはわかってる。ごめん。」
『なんでお前が謝んの…、
…わかった。明日、また会いに行ってみるよ。』
武道「…あぁ、」
そのままタケミっちからの電話を切った。
さっきよりも気持ちは落ち着いた。
泣いたからかな。
それとも、
勘違いかもしれないって、言い聞かせてるからかな。
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えび天(プロフ) - 華恋さん» 華恋さん、ありがとうございます！華恋さんの応援のおかげでございます😭コメントもすごく力になりました💪🏻🔥番外編もぜひよろしくお願いします🙇♀️💗 (9月23日 23時) (
レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 完結おめでとうございます！素晴らしい作品を最後まで見届けることができてとっても嬉しいです🥰番外編も楽しみにしております💕えび天様もどうか無理をなさらず、頑張ってください！これからも応援しております✨ (9月19日 22時) (レス) @page26 id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ayastさん» コメントありがとうございます♪お陰様で完結することができました！番外編もよろしくお願いします💗 (9月15日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
ayast(プロフ) - 完結おめでとうございます‼︎番外編も楽しみにしています😊 (9月14日 7時) (レス) @page26 id: af36fdec29 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ゆっちさん» コメントありがとうございます♪ドラケンくん…場地さん…いいですね…！ぜひ参考にさせていただきます💞 (9月7日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えび天 | 作成日時：2023年8月13日 23時
