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千冬side
ひらひらと地面へ舞い降りる桜の花びら。
ふんわりした雲が浮かぶ、綺麗な青空。
暑くもない丁度いい日差し。
ついに、卒業式当日。
俺は、心拍数が早くなりながらも、学校に到着した。
多分、そろそろ式も終わる時間だろ。
エマ「あ、やっほー千冬！」
武道「数日ぶりだな！」
ヒナ「おはよう〜！」
まさか、3人も学校にいるなんて思わなかった。
そもそも学校も違うし、
『えっ、なんでみんな、』
エマ「ウチらも卒業おめでとう言いたいし！」
『あぁ…そうだよな…』
ヒナ「あと、パワー届けに。」
『…えっ？』
武道「もう既に緊張してるだろうから、
もっと緊張させたくないんだけどさ、」
……応援しに来てくれたってこと？
エマ「頑張ってね！千冬！」
『うっ、うん…！』
武道「待ち合わせだろ？もう行っとけば？」
ヒナ「気持ち落ち着かせて…！きっと、きっと、大丈夫！」
『……まじでありがと、』
武道「…なんかうるうるしてね？」
エマ「えっ、泣いてんの？」
『泣いてねーよ！！』
だけど、泣くとこだった。
ヒナ「ふふ、だけど少し楽になったでしょ？」
『…それは、そう、ありがと、
俺、行ってくる。』
武道「あぁ、行ってらっしゃい！」
エマ「自信もって！ハッキリ言うんだよ！」
ヒナ「頑張ってね…！」
最後に3人の笑顔を見て、俺は裏庭へ向かった。
『おー…、すっげ、』
やはり、裏庭には大きくて綺麗に咲き誇る桜があった。
その美しさは、つい言葉を漏らしてしまうほどだ。
もうすぐ、Aさんが来る。
緊張するけど、応援してくれてる人がいる。
ちゃんと、気持ちを落ち着かせるんだ。
緊張しすぎて、目の前が真っ白になって、
何も話せないのが1番ダメだから。
深呼吸、ちゃんとして、
「松野くん。」
『…Aさん、』
「ごめんね、待たせたかも。」
『いや、そんな事ないですよ。
…卒業、おめでとうございます。』
「…うん、ありがとう。」
卒業式だからだろう、Aさんは、
いつもよりも可愛らしい髪型をしていた。
ひらひらと散る桜の花びらが、とてもいい背景になっていた。
「ほんと、綺麗な桜だね〜。」
『はい、今年は特にですよね。』
桜を見つめるAさんは、
何よりも美しかった。
『あの、話したいことがあります。』
「…うん？」
俺は長々と思い出を語るつもりはない。
単刀直入に、伝える。
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えび天(プロフ) - 華恋さん» 華恋さん、ありがとうございます！華恋さんの応援のおかげでございます😭コメントもすごく力になりました💪🏻🔥番外編もぜひよろしくお願いします🙇♀️💗 (9月23日 23時) (
レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 完結おめでとうございます！素晴らしい作品を最後まで見届けることができてとっても嬉しいです🥰番外編も楽しみにしております💕えび天様もどうか無理をなさらず、頑張ってください！これからも応援しております✨ (9月19日 22時) (レス) @page26 id: 92a816f288 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ayastさん» コメントありがとうございます♪お陰様で完結することができました！番外編もよろしくお願いします💗 (9月15日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
ayast(プロフ) - 完結おめでとうございます‼︎番外編も楽しみにしています😊 (9月14日 7時) (レス) @page26 id: af36fdec29 (このIDを非表示/違反報告)
えび天(プロフ) - ゆっちさん» コメントありがとうございます♪ドラケンくん…場地さん…いいですね…！ぜひ参考にさせていただきます💞 (9月7日 19時) (レス) id: 92c34ba689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えび天 | 作成日時：2023年8月13日 23時
