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side．Mukai
参加者名簿を書きに行って、みんなの元に戻る途中で北斗に会った。
俺らとしてはそのままちょっと喋って別れるつもりやったんやけど、いつまで経っても離れていかへん北斗に3人とも焦りつつ遂にみんなが見えてきてしまった。
松村
｢あっ！みんないるじゃん！｣
深澤
｢あぁ、久しぶり｣
あ、しょっぴーめっちゃ睨んでる。そうやんな、ほんまごめん。そんなつもりは無かってん…
田中
｢北斗！｣
松村
｢え、樹と慎太郎もいたの？｣
森本
｢まぁね〜｣
松村
｢てか、しょっぴー機嫌悪くない？どうしたの？｣
渡辺
｢何でもねぇよ｣
松村
｢あと、みんなはなんでそんな不思議なポジションなの？｣
洞察力凄すぎん！？何で気付くん！
松村
｢…あ、なんか隠してるね。｣
そう言いながらキョロキョロと覗き込んでしょっぴーにピタリとくっついていたAを見つけてしまった。
松村
｢キミ…誰…？｣
『あ、えっと……』
松村
｢悪魔…だよね。ここに居るし。え、しょっぴー恋人…？｣
渡辺
｢や、そういう訳ではないんだけど、｣
『えっと、Aです…。今このみんなと一緒に暮らしています。』
松村
｢暮らしてる！？｣
深澤
｢まぁ、人間界で俺たちと一緒にいるよ。｣
松村
｢あ、その人間界ってそんなに楽しい？｣
阿部
｢まぁ楽しいよ。飽きないし。｣
松村
｢じゃあ俺も行こうかなぁ｣
田中
｢えっ！俺らと離れんのかよ！｣
渡辺
｢絶対来なくていい｣
岩本
｢やめときな？｣
向井
｢北斗まで来たら戻そうとする力強くなっちゃうかもしれんやん｣
ラウール
｢そんな！｣
松村
｢そんな焦んないでよ笑
嘘だよ。たまに遊びに行く事になるかもしれないけどね。
……キミにも会いに｣
そう言ってAのことを指さしてスタスタと去って行った。
向井
｢今のは…危うい…？｣
森本
｢なんか勘づいてそうだね〜｣
田中
｢察してそうだったよね｣
宮舘
｢気付くのも時間の問題かな｣
田中
｢北斗なら口外しないとは思うけど｣
岩本
｢北斗は樹みたいに信用して無いわけじゃないから大丈夫だよ。｣
田中
｢それはそれで酷くない！？｣
佐久間
｢今までの行いだよね〜笑｣
目黒
｢実際、慎太郎くんに紹介しちゃってるし｣
田中
｢それはごめんって！｣
渡辺
｢だからお前にはその辺の信用ねぇの。｣
田中
｢えぇ〜……｣
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作者名：あおだるま | 作成日時：2023年6月1日 22時
