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※もしかしたら少しグ ロ表現出るかもなのでご注意下さい。
Aの部屋で待っていると、手ぶらのふっかと実験器具みたいなのをいっぱい持ってる阿部が来た。
渡辺
｢え、それ何に使うの？｣
阿部
｢これは魔法陣を作るために使う。｣
渡辺
｢え、そんなことしたっけ。｣
宮舘
｢Aが来て直ぐにしてたよ。｣
渡辺
｢そっか。覚えてねーや｣
宮舘
｢うん、だろうね。笑｣
阿部
｢翔太、ごめんだけど翔太の血ちょっと入れさせて？｣
渡辺
｢えっ、あれすんの。痛いのヤダぁ、｣
阿部
｢前回はふっかのだけだったんだけど、より強くしたいから翔太のも混ぜたいんだよ。｣
深澤
｢はい。Aのためだから。｣
渡辺
｢分かったよ…
涼太、Aの視界、｣
宮舘
｢うん、分かった。｣
Aの為と渡されてしまったら断れない。
俺は仕方なく親指に少し傷を作り血を出した。
俺らの血は、人間のものと違って黒いから、俺らが悪魔だと知ってるとは言え、怖がらないようにAの視界を涼太に隠してもらって俺の血を差し出す。
阿部
｢はい、ありがとう。じゃあ作っていくね。｣
深澤
｢なべ、一緒に魔術かけるよ。｣
渡辺
｢ん。｣
ふっかと一緒に来た時よりも少し強力な魔術をかけた。
すると、座っていたAの力がふわりと抜けてそのまま眠りについた。
阿部
｢多分このまま1日くらい目は開けないと思う。｣
深澤
｢その間にちょっと話しとこう。｣
阿部
｢そうだね。｣
深澤
｢Aはラウと目黒に見といてもらうか。｣
阿部
｢あと、何かあった時にすぐ指示できる人がいた方がいいかな。｣
深澤
｢んー、じゃあ照か佐久間のどっちか手が空いてる方に頼むか。｣
阿部
｢そうだね。｣
そのままAをベッドに寝かせて部屋を後にする。
入れ替えでラウ、目黒、照がAの部屋で見守りをすることになった。
阿部
｢何かあったら解決出来なそうなら呼んでね。｣
深澤
｢基本的に判断は照に任せるよ。｣
岩本
｢分かった。｣
ラウール
｢俺らも任せて！｣
阿部
｢もちろん。頼りにしてる。｣
目黒
｢行ってらっしゃい｣
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作者名：あおだるま | 作成日時：2023年6月1日 22時
