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朝のドタバタ劇が終わる頃、俺らは準備を始めた。
『ふっか〜、ご飯用意してるから食べちゃってね〜！』
深澤
｢あーい！｣
ふっかに声をかけると、洗面所に行き、朝の準備を始めたA。多分メイクなんだけど、メイクさんに手間を掛けさせないようにと、下地までは自分でしてるんだって。
他の部分は、毎回照明とかの具合で違うから任せてるって言ってた。
渡辺
｢A、マネージャー着いたって｣
『あ、ほんと？今行くね！』
下地を塗っただけでほぼすっぴんなはずなのに、Aはより可愛く見えた。
『よし、行こっか。』
渡辺
｢ふっかは？｣
宮舘
｢さっき洗い物してたし、もうすぐ来るよ。｣
深澤
｢おまたせ！｣
『じゃあいってきまーす！』
阿部
｢あ、いってらっしゃい！｣
そこへちょうど起きてきた阿部ちゃんに見送られ、俺らはマネージャーの迎えのワゴンに乗った。
当たり前のように俺の隣に座るAは、当たり前のように手を繋ぎ、当たり前のように俺の肩に凭れて寝始めた。
深澤
｢Aってさ、いつからこんな感じだったっけ。｣
Aがしっかりと眠りについた頃、ふっかが聞いてきた。
宮舘
｢体質が暴走した時くらい？｣
深澤
｢でもさ、それまででもなべに懐いてる感じしなかった？｣
渡辺
｢そう？｣
宮舘
｢でも言われてみれば1番頼ってたのは翔太かもね。｣
深澤
｢でしょ？んで、康二が入ってきて、なべと康二になったって感じ。｣
宮舘
｢まぁ今は翔太が大好きなんだろうけどね。｣
深澤
｢なべ、なんか知ってんの？｣
渡辺
｢んー、前にAに俺の体質にやられた事あるって言われた。｣
深澤
｢え、マジ？Aでもそんなことあんの？｣
渡辺
｢最初の挨拶の時。油断したって。だから今も後遺症みたいな感じで引きずってんだって。｣
深澤
｢油断した…か…。｣
渡辺
｢うん。そうでもならないと俺らがAに体質を浴びせるなんて出来ないでしょ。｣
深澤
｢確かに当時はなべ頭1つ抜けてたもんな。そりゃAも油断するよ。｣
宮舘
｢でも今は体質関係なく惹かれあってるように見えるけど？｣
渡辺
｢まぁ、それは追々かな？Aも今は体質の暴走のせいって思ってるみたいだし。｣
そう言葉を残し、指を絡めて手を繋ぎ直した。
深澤
｢くそぅ、いちゃつきやがって！｣
ふっかのその言葉は聞こえないふりをして目を閉じた。
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美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (5月8日 21時) (
レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
あおだるま(プロフ) - りんかさん» ご要望通り、一応全て変更させていただきました (2023年3月28日 13時) (レス) id: 084b3b7022 (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - この物語は名前の設定はできますでしょうか？ずっと読んでても、主人公の名前が○○になっているため、あまり楽しめないかなって思ってるので、名前の所を設定できるようにしてもらっても良いでしょうか？ (2023年3月28日 12時) (レス) @page16 id: a15f9aa4a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおだるま | 作成日時：2023年3月26日 21時
