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side.A
「お前さ、何でここにいんの?」
「体質持ってないくせによく入れたな。」
「てか、女のくせに堂々としてられる意味がわかんねぇ。」
「どうせ先輩とかに色目使ってんだろ。」
こんなのは日常茶飯事。
私のことをよく思ってない人がいるのは知ってる。
それが私が体質をコントロールしすぎているからっていうのも。
でも、自分の実力で認めてもらいたかった。
ジャニーさんには「その体質も実力のうちだよ」って言ってもらったけど、やっぱり納得できなくて。
いつもの様にレッスンを受けたあと、マネージャーの方に伝えられた次の仕事の発表。
マネージャー
「片付けながらでいいから聞いてね。新しく入った仕事発表するね〜」
みんな息を飲んで聞いていた。
それは、ジュニアが明日いいポジションに大抜擢されたり、いきなり仕事がなくなったりするから。
マネージャー
「Snow ManとA、舞台あるから。あと、少クラが多分隔週でメインとバックが、、これ2グループ分かな?あると思う。また詳しいことは追って連絡します。」
Snow Man(6人)+A
「「「はいっ!」」」
まぁ、この時から嫌な予感はちょっとしてた。
勘に好かれる体質も、あんまりいいものでは無いよなと思った。
.
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バンッッ
『っ、、!』
ジュニアの1人に思い切り突き飛ばされ、男子トイレの中の、入口付近にある掃除用ロッカーに叩きつけられた。
最悪。こんな所にあざでも出来たら衣装チェンジじゃん。
メイクでごまかせたらいいけど…
「なに余裕な顔してんだよ。」
「色目使って仕事貰ってるくせに。」
「それともあれか?色目が相手に効きやすい体質か?笑」
「そんな体質あんのかよ笑笑」
「ほら、早く出してみろよその体質。笑」
「出せねぇよなぁ。持ってねーんだもん。笑笑」
「ジャニーさんも目が腐ったよなぁ。笑」
私の事だけならまだしも、私をこの世界へ連れてきてくれたジャニーさんへの悪口はどうしても許せなかった。
だから、思いっきりそれを口にした奴を睨んでしまったのがいけなかったのかもしれない。
「あ?なんだよその目は。」
「ふざけんな。体質もないくせに。」
そう冷たく言い放ったそのジュニアは、私に掃除バケツの水をぶちまけ、これでもかと殴 って蹴 りあげた。
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美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (5月8日 21時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
あおだるま(プロフ) - りんかさん» ご要望通り、一応全て変更させていただきました (2023年3月28日 13時) (レス) id: 084b3b7022 (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - この物語は名前の設定はできますでしょうか?ずっと読んでても、主人公の名前が○○になっているため、あまり楽しめないかなって思ってるので、名前の所を設定できるようにしてもらっても良いでしょうか? (2023年3月28日 12時) (レス) @page16 id: a15f9aa4a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおだるま | 作成日時:2023年3月26日 21時