〇〇の体質 ページ11
side.A
特異体質を濃く、多く持つ家系に私は生まれた。
正直、私の体質を上げ出すとキリがない。
この事務所にいる人が持っている体質はほぼ持っていると思ってもらって大丈夫で、その他にも特に私に強く出るのが“愛され体質”。
.
ラウール
「ねぇねぇ、Aちゃんってどうやってこの事務所に入ったの?」
『え、それ知りたい?笑』
目黒
「俺も知りたい」
佐久間
「そう言えば俺らもちゃんとは知らないよね。」
『気になる?』
ラウール
「気になる!」
いつの間にか私の話を聞きにメンバー全員が集まっていた。
.
私が生まれたのは特異体質を特に濃く多く持つ家系。
ただ、幼い頃からこの家で育った私は普通の特異体質を持つ人たちよりコントロール力を身につけた。
そのため、普段は一般の人と同じように生活している。
スカウトされるきっかけは、普段と同じように出かけた時、たまたまジャニーさんが私を見つけて私の体質を見抜いたから。
ジャニー
「You、体質持ってるね。」
『えっ、』
この時私は正直焦った。
体質を出しているつもりはなかったから。
ジャニー
「体質コントロールしてるんでしょ?僕にしかバレてないから大丈夫だよ。」
そう言ってそのまま連れてこられたのが事務所。
事務所に入ると、普段生活してるだけでは感じられない体質が溢れているのが感じられて鳥肌が立った。
ジャニー
「すごいでしょ。」
『すごい、、です』
一言で表すならほんとに“すごい”しか出てこなかった。
ジャニー
「Youは今日からこの事務所のタレントになる。みんなに受け入れられてね。少しの時間ならどんな手を使ってでもいいから。」
そう言われ、事務所のタレントが集められた所へ紹介された。
ジャニー
「じゃあ、紹介するよ。今日からここのタレントになる。自己紹介してくれる?」
『はい。A、と申します。よろしくお願いします。』
お辞儀と同時に、その時私が持っていた体質をその部屋にいる人たち全員に伝わるように制御をかけていた部分を外した。
今から文句を言いそうだった先輩も一瞬で収まり、私に引き込まれたのが分かった。
あぁ、やっぱり私ってすごい力持ってたんだ。
そう実感した時だった。
それが2008年の夏の出来事。
それから関西で活動をしていたが、Snow Man結成から3年後にジャニーさんに東京に。そのまた3年後に加入するという形で入った。私の加入は3人が入る1年前の出来事だった。
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美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (5月8日 21時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
あおだるま(プロフ) - りんかさん» ご要望通り、一応全て変更させていただきました (2023年3月28日 13時) (レス) id: 084b3b7022 (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - この物語は名前の設定はできますでしょうか?ずっと読んでても、主人公の名前が○○になっているため、あまり楽しめないかなって思ってるので、名前の所を設定できるようにしてもらっても良いでしょうか? (2023年3月28日 12時) (レス) @page16 id: a15f9aa4a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおだるま | 作成日時:2023年3月26日 21時