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保健室のドアを開けようとドアに手をかけると、中から声が聞こえてきた。

渡辺先生と、女の人の声。





私はダメだと思いながらも聞き耳を立てて聞いてしまった。





「渡辺先生!私、渡辺先生が好きなんです!」

渡辺
「…。」

「もう卒業しちゃうし、大学合格したらほとんど学校に来なくなっちゃうから今日合格の発表と一緒に伝えたくて。」

渡辺
「そっか、ありがとう。でも、俺は生徒とは付き合えない。ごめん。」

「でももうすぐ生徒じゃなくなるよ?」

渡辺
「ごめん。やっぱり教え子っていうのは俺的にも周りの目的にもない、かな。勇気出してくれたのにごめんな。」

「そう、ですよね。聞いてくれてありがとうございました!」





そこまで聞いて慌ててその場から離れた。

聞いちゃいけないこと、聞いてしまった。

分かってはいたけど、やっぱり渡辺先生と私も先生と生徒で、

一緒になんかなれるわけなかった。

それを改めて渡辺先生の言葉で聞いてしまった気がして

その場に入れなくなった私は

渡辺先生に合否を伝えることなく、学校に行くことがなくなった。







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r_inaaa6(プロフ) - キュンキュンしちゃいます♡♡♡更新頑張ってください^^ (2月13日 13時) (レス) @page12 id: ee744ba5ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおだるま | 作成日時:2024年2月11日 15時

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