2話 ページ3
じわりと汗が滲む、
｢あち〜｣
パタパタとうちわで顔を仰ぎながら呟く
｢ほんとそれな｣
偶然駅で会ったクラスのお調子者こと菅原 俊、通称すがしゅんと学校までの道をダラダラと歩く
駅から学校までの道は田んぼで続いていてほとんど木がない、木がないから日陰もない、暑い
｢コンビニ着いたらアイス買ってこうよ｣
あまりにも暑いため、すがしゅんにそう提案する、ダイエットはもういい、冷たい物が食べたい。
｢にのちゃんが奢ってくれるってこと〜...？｣
｢ん〜...まあ、よかろうて｣
｢まじか！｣
隣で小さくガッツポーズするすがしゅんが可笑しくてあははと笑いを零す
＊＊＊＊＊
｢ダッツ買ってもいい？｣
｢だめ｣
＊＊＊＊＊
結局すがしゅんにはガリガリ君、自分にはパピコを買った。
パピコは人と食うもんだろ〜なんていうのを無視しつつまた歩きだす。
コンビニから学校はもう近いもんですぐに着いた、
下駄箱で靴を履き替え、クラスに向かう。
｢あれ？清川じゃん｣
先に教室に入ったすがしゅんがキヨくんを見つけ、声を掛ける。
｢おー｣
気の向けた返事。そう言えばキヨくんも補修だっけと思い出す。
｢清川くん、おはよ｣
クラスには3人しかいないし一応挨拶だけでもと思いキヨくんに挨拶した。
｢おはよう...｣
少し気まずいな、なんて
すがしゅんとキヨくんが話してる間に自分の席に座り教科書の準備をする
(ユニフォーム着てる...)
そう言えばキヨくんはサッカー部だっけ？とまた思い出す。きっと、練習を切り上げてきたんだろうな、まだ汗が出てる。
｢お前部活入ってなかったけ？｣
｢何部でしょーか！｣
｢うぜー｣
｢ヒントは軽音部！｣
｢ヒントじゃねーじゃん｣
馬鹿な会話してんなーと思いつつ、ペラペラと教科書を開いて眺める。補修が始まるまで20分くらいあるし、すがしゅんとキヨくんはしばらく話すだろうな
今日の範囲のページをじっと見るが全然わからん、分かってたらきっと補修になんてならないけど。
｢Aちゃんは何部？｣
｢へ？｣
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黒毛和牛(プロフ) - なつみ@にゃっつんさん» ありがとうございます！長らく更新が出来ず申し訳ありません...近日中には更新が出来そうなので引き続きお楽しみ頂ければ幸いです！ (2018年8月12日 1時) (
レス) id: 1ef88e6c34 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ@にゃっつん(プロフ) - とりあえずとてもとてもとても、キヨが尊いです(((( 楽しく拝見させていただいてます！これからも頑張ってください！ (2018年8月11日 22時) (レス) id: ed542c7469 (このIDを非表示/違反報告)
黒毛和牛(プロフ) - うまださん» ありがとうございます！拙い文面ですがこれからも楽しんで頂ければ幸いです！ (2018年7月13日 21時) (レス) id: 1ef88e6c34 (このIDを非表示/違反報告)
うまだ - 面白くて大好きです!この小説のキ大好きです！応援しています、頑張ってください! (2018年7月11日 17時) (レス) id: 98c4331093 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒毛和牛 | 作成日時：2018年6月11日 2時
