CCGの女神【東京喰種】 (ページ9)

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少し暇だったため、本局内をブラブラ散歩していた

局内散歩はいろんな人に会えるから意外と楽しい

伊東「あれっ、Aさんじゃないっスか！」

『倉本くんとタケさん！』

後ろから元気に声をかけてきたのは平子班の伊東倉本くん

ちょっとチャラ男感があるけど、明るくて元気な人だから絡みやすい

その少し前で歩いているのが平子丈さん

一時期、貴将さんのパートナーを私とタケさん二人でやっていた

無口な感じだけど、しっかり強いしすごく寛大な人

『あっ、そういえばタケさん一緒ですよね。11区特別対策班』

平子「あぁ、特等のお前まで参加するとは思わなかったけどな」

私とタケさんはアオギリを叩くため作られた、特別対策班のメンバー

メンバーには、篠原さん、什造くん、亜門さん、黒磐さんなどがおり、指揮官として丸手さんが含まれている

結構な手練が揃ったチームだからいい結果を残せそうな気もする

でも、相手はあのアオギリの樹。

人間であろうが喰種であろうが弱い者は構わず殺す集団

本当は貴将さんと一緒に別の作戦で行動するはずだったけど、アオギリ対策班のバランス的にもう少し戦力が欲しいと私が投入された

貴将さんと動きたかったのになぁ、、、

別に郡とか田中丸さんとか零番隊の子達とかもっといっぱいいたのになんでピンポイントで私だけご指名なの！！

丸手さんのばーか！！！！！

平子｢Aは有馬さんと行動じゃないのか｣

『その形を望んでたんですけど、丸手さんのご指名でアオギリ対策班です』

平子｢あぁ、なるほどな｣

伊東｢やっぱ女神様は違いますね〜！｣

『茶化さないの！！』

そう、私は謎に喰種や身内からCCGの女神と呼ばれるようになってしまった

理由は様々で、いつも躊躇なしに駆逐する死神の隣で慈悲を持って戦うからとか、死神のパートナーの肩書きにちょうどいいからとか、顔的にそうだとか

別に慈悲なんて持ってないし、貴将さんが先行して駆逐しちゃうから私が出る幕ないだけなんだよなぁ、、、

だから私のクインケ増えないんじゃない？？？