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イルミside



やけに飲むペースが早いAはおしゃべりになったかと思えば急に黙ってニコニコし始めた


「なんでそんな笑ってるの」

『んー?んふふ、イルミって美人さんだなぁって』

「口説き方を間違えてるよ」


じっと俺の顔を見ながら笑ってそういうA

明日も仕事だとか言ってたしクロロに怒られたらめんどうだな




『クロロってば私のこと大好きでさぁ、なのに好きとかそういうことは絶対言わないの。ずるいよねぇ、』


その手の惚気なら何百回と聞いたというのにまるで俺に初めて話すみたいに呆れた様子で話してくる




「もうそれ聞きすぎて耳が痛いんだけど。別の話は無いの?」

『えーつれないなぁ。……うーん、ヒソカに告白されたとか』



思わずグラスへ持って行った手を止める

ヒソカが告白?Aに?


いや、好きなのは知ってたけどまさか恋愛的な感情があいつにあるとは思ってなかった



「返事は?」

『のーに決まってるでしょ。わたしを落としたいなら本気できてもらわないとねぇ』



自信満々に肘を着いて首を傾げながらニヤニヤと言うA

まぁ、ヒソカが好きになるのも分からなくない


これだけふわふわしてる癖に仕事が絡むとまるで別人だ

初めて会った時は仕事のターゲットに変身していて、目の前でドロドロと溶けていくものだから正直驚いた




「そういえば前に言ってたやつ、今ミルキが改造中だよ」

『えぇーほんと!ミルキくんにありがとう言わなきゃ』


前会った時に"いちいち注射器で摂るの面倒だから刺さったら勝手に血採ってくれるナイフが理想なんだよね"と言われたのでミルキに言ったらなんだかんだ言いつつも試行錯誤してくれているらしい

俺の知らないところでミルキや母さんとも仲良くなってるから末恐ろしい



『アルカちゃんにも会いたいなぁ、カルトくんにも。お仕事ばっかりで大変だぁ』

「Aが言えばクロロは配慮してくれそうだけど。」

『それはー、なんか違うじゃん?特別扱いは嫌だもん』


若干拗ねたように口を尖らせてこちらを見るAは完全にベロベロでもう手が付けられない




「飲みすぎ。クロロに連絡するんじゃないの?」

『んー……』


目を離したら今にも寝そうなAから携帯をとってクロロに電話をかける




《終わりか?店の場所を送れ》

「あぁ、クロロ。俺だよ」

《イルミか。Aはどうしてる?》

「酔いつぶれてる。迎えきてよ」

《すぐ行くさ》

フェイとデート(お仕事)→←美人な暗殺者×2



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いーま(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» コメントありがとうございます!そうなんです、トガちゃんが好きなので能力はトガちゃんからいただいてます笑 (2月25日 22時) (レス) id: 375f370b2f (このIDを非表示/違反報告)
いーま(プロフ) - ふぃあろさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします🙏 (2月25日 22時) (レス) id: 375f370b2f (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - トガちゃん!? (2月25日 22時) (レス) @page16 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - 設定がどちゃくそ好きです………夢主の性格とにかく可愛くて続き気になります!更新頑張ってください💪 (12月11日 20時) (レス) @page9 id: a89e9c6a81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えま | 作成日時:2023年12月4日 19時

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