幻影旅団のハニトラ要員【H×H】

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そっか、となぜか機嫌が良さそうに私に携帯を渡してくるヒソカ


私の仕事についてだろうけど、クロロの声までは聞こえなかったから詳しい内容は分からない




『勝手に取らないでよ。じゃあもう帰るから』


【あぁ、わかった。ヒソカによろしく】



ブツっ、と切れた携帯をポケットにしまいヒソカを見る

クロロと話してる中で何かいいことがあったのだろうか、ずっとにやにやとしてこちらを見ている


『何よ、なんか言いたいことあるならどうぞ？』

「いやぁ、君もまだまだ可愛い女の子なんだと思ってさ♥︎」



さっきまでのあの冷めきった顔はどこにいったんだか


話の筋がよく見えないが、もうヒソカの機嫌がいいうちに解放してもらおう




『……あ、ヒソカ。血ちょうだい』


そうだ忘れてた

念能力者の血を採っておかなきゃならないんだったわ



「あぁ、いいよ。好きなだけ持っていくといい♦」


そう言ってくれたため、遠慮なくいつも持ち合わせている小型の注射器のようなものの針をヒソカの手首に刺す

満タンになったため、針を抜くとヒソカはじっとこちらを見つめていた






『今日のヒソカはやっぱり変。何がそんなに気になるの？』

「いやぁ、Aが僕の血を飲むと思うと興奮するよ♥︎」



相変わらずの変態発言は聞かなかったことにする


『ありがとう。採らせてくれた代わりに何か奢りましょうか？』

「いや、これで結構♣︎」




そう言って急に抱きしめてきたかと思いきや、首元にズキっとしたに鋭い痛みがあった



『……まさか、』


「ふふ、今日会えた記念にね♥︎」




じゃあ気をつけて帰って、とヒラヒラ手を振るヒソカ


人の首にキスマ付けるだけつけてどっか行きやがった




最悪なことに、今の私の服装は首元が空いているためアジトに戻った瞬間見つかるだろう







クロロが面倒なことにならなければいいけど

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