可愛い少年たち ページ15
仕事もなく、特に何もすることがなかったためアジトからそんなに遠くない街をフラフラ歩き回っていた
美味しいものには目がないため、とにかく美味しそうなご飯屋さんを探していると目の前から男の子がぶつかってきた
「わ、ごめんなさい！！」
「あーあ、言わんこっちゃない」
勢いよく頭を下げた黒髪の男の子に、呆れた目で見る銀髪の男の子
ん？銀髪の男の子って...
『キルくんじゃん！』
「え、A姉！？なんでこんなとこいんだよ！」
会うのは久しぶりなのに、相変わらずA姉、なんて可愛い呼び方をしてくれるキルくんに思わず頬が緩む
『やることないからご飯屋さん探してたの』
「そういえばイルミが飲み行ったとか言ってたっけ。」
『イルミと話したんだ？それで、隣のお友達は？』
いつまでもポカンとしてる黒髪の男の子を放置しておくのも可哀想だから声をかけると自己紹介をしてくれた
キルくんのお友達の、ゴン・フリークスくんと言うらしい
『あぁ、君がヒソカの...』
「ヒソカを知ってるの？」
『うん、知ってるよ。気をつけてね、アイツ何でもいけるから』
？を浮かべるゴンくんとは対照的にキルくんはもう身に染みてわかってる...、とげんなりしてた
ハンター試験で見つけたって言ってたし、こんな小さくてもプロハンターなんだもんな
ヒソカの気持ちもわからなく無いと思えるような可愛さ
『あんなに走って、何をしてたの？』
「お腹すいてて、どこかいいご飯屋さんを探そうと思って！」
『同じ目的だったんだね。一緒に食べようか、私奢るよ』
マジで！？、と声を揃えてキラキラした目でこちらを見つめる2人
純粋っていいなぁ
『……ほんと、いっぱい食べるね』
「A姉食べて無さすぎじゃね？」
「すっごい美味しいから！」
食べ盛りの男の子とは恐ろしいもので、2人合わせると私の何倍食べているか分からない
ガツガツと食べ進めているため、机は既に空いた皿だらけ
「やっぱり全部払ってもらうなんて悪いよ。俺たちもちゃんと出さないと！」
「まぁ、さすがにこんだけ食ったらな」
『いいよいいよ。子どもに払ってもらうなんて、面目立たないじゃない？』
お会計を済ませると、ありがとう！、と元気にお礼をしてくれた
その顔が見られたので、お代はチャラです
盗賊なのにお金払うんだとか思ったそこのあなた、
ちゃんとご飯代くらい払いますよ。
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いーま(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» コメントありがとうございます！そうなんです、トガちゃんが好きなので能力はトガちゃんからいただいてます笑 (2月25日 22時) (
レス) id: 375f370b2f (このIDを非表示/違反報告)
いーま(プロフ) - ふぃあろさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします🙏 (2月25日 22時) (レス) id: 375f370b2f (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - トガちゃん！？ (2月25日 22時) (レス) @page16 id: 8e40b31507 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - 設定がどちゃくそ好きです………夢主の性格とにかく可愛くて続き気になります！更新頑張ってください💪 (12月11日 20時) (レス) @page9 id: a89e9c6a81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えま | 作成日時：2023年12月4日 19時
