4.妖魔界 ページ4
いや急に視界明るくなって草←
というかここは一体…
？「…い……お…」
？？？ なんだ？よく聞こえない…
？「おい！」
流雲「！？」
？「お、起きたな、よかったよかった」
アッレーこの声と姿エンマ様じゃね？
とりあえず何も知らないフリしてみよ…変に怪しまれたくないし。
流雲「何がよかったのかわかりませんが…どちら様でしょうか？私は神霊霞流雲です」
エンマ「ん、オレか？オレはエンマ。妖魔界を統べる王だ」
流雲「へぇ…」
エンマ「…」
流雲「？」
エンマ「お前…もしかして“知っていたか？”」
流雲「(！何故それを…！)何故そう思ったのですか？」
エンマ「勘だな(即答)」←
流雲「えっ勘？？」←←
エンマ「冗談だ。まぁ、普通の人間なら妖魔界って単語について聞き返しそうなもんだからな」
流雲「あぁ(納得)」
エンマ「という訳で、全部話してもらおうか？」
流雲「構いません。そうですね…まず、私が何故妖魔界や妖怪を知っているかについて話しましょうか…理由は＿＿＿＿＿＿」
エンマ「そうか。妖魔界は消滅、俺はエマという人間に着き生命エネルギーを貰うことで存在しているのか…まぁ、妖魔界の消滅はまぬがれないだろうな」
なんでこの人疑わないの？？？ねえ？←
流雲「…今あるウォッチやメダル、アーク等を全て、向こうに持っていくことは出来ますか？」
これができれば大分変わるよな…
エンマ「！ そうだな。お前の力を借りればできるかもしれない！ぬらり！」
ぬらり「はい。大王様」
エンマ「ジョーズに頼んでウォッチを全種類貰ってきてくれ。あと、エンマ宮殿に全妖怪達を集めろ」
ぬらり「御意」
流雲「ん？ちょっと待ってください、私の力を過剰評価してませんか？」
エンマ「いや、そうでもないぞ？お前は計り知れない力を持っている」
流雲「ですが私の能力は炎と雷、それにあらゆる生物の詳細を知る能力…」
エンマ「だが、お前には別で妖力がある。それも、かなり特殊なものだ。その妖力を最大限まで引き出せば、上手く行くかも知れない」
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作者名：藤色ライラック | 作成日時：2022年5月23日 18時
