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1.プロローグ ページ1

子供「あっ!猫さん逃げた!待ってー!」

平和で変わらない日常。

大人「待ちなさい!危ないでしょ!」

子供はそのまま、猫を追いかけて走っていく。

…確か、この先には道路がある。

あのくらいの子供なら飛び出しかねない。

流雲「追いかけよう」




予想通りだった。

今から止めたところで、もう間に合わない。

流雲「ッ…!」〈グイッ〉

子供「えっ?」

キキーッ、ガシャーン!

視界が赤くなる。これは血だろつか。なら、自分は○んだのか。

さっきの子供は無事だろうか。自分ががトラックに轢かれたところを見て、トラウマになったりしないだろうか。

流雲「…次から、信号はちゃんと見てね」〈ニコ〉

そんなことを思いながら、彼女の意識は途切れた。

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作者名:藤色ライラック | 作成日時:2022年5月23日 18時

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