【ONE PIECE】金持ちのお嬢様が銃を撃ちまくる

七 ページ11

貴女side



｢おおよしぃぃぃ!!!海に放り出しちゃうのだけはよォう〜〜!!!それだけァおまいさん〜!!それだけゃアやっちゃいけねェ！！！｣



なんだこいつは



いきなり海賊船が来たと思ったら変なやつが一人、入ってきた



『坂本、こいつは誰だ？』


｢懸賞金2億1千万ﾍﾞﾘｰ、濡れ髪のカリブーでございます｣


『なんだ、そこまで強い訳でもないのか』



｢なっ！2億で弱いって頭おかしいだろ！｣



『おや、でも鼻殿、私は強いのだよ』



｢いや、それはそうかもしれねぇけどよ｣



｢そうですわA様はお強いのでございます｣



『！？』



船に響いた聞き覚えのある高い声



そしてコツコツとヒールをならしながら

こちらに歩いてくるメイド服の人物



まさか



『田中……ですか？』



｢はい、メイドの田中でございます

A様、会えて良かったです｣



目の前には立っていたのは山田家のメイド、田中だ

背が高くて細くて
美形
ポニーテールが揺れて今日も美しい

だが、首に見覚えのない痣があった



｢ん誰かと思えばかぁわいい！メイドさぁん♡｣



目をハートにしてメロリンメロリンと田中に近づくコック殿



なるほど、女好きか、


おい、何故私には来なかった

あ、いや、流石にこの体型(チビ)とこの服(全身ピンク)は、明らかに10歳以下のガキか



｢おや、これはこれは、メイドの田中では無いですか、今日も厚化粧で胸もりもりですね｣




｢あら、これはこれは、トラックから主様を守れなかった坂本では無いですか｣


｢あ？んだこら、てめぇやんのか偽物メイド野郎｣


｢あん？なんだこらやんのかへっぽこ執事｣




バチバチと火花を散らす坂本と田中



｢おいてめぇ坂本！てめぇレディに向かってなんて口のきき方だ！！｣



『大丈夫だコック殿、いつもの事だ』



それに



｢サンジ様！騙されないでください！こいつは、このメイドは お、と、こ、です！！！｣





、







、








｢｢｢はぁぁぁ！？！｣｣｣



『ふふふっ、まぁ最初はみんな勘違いするさ』



パッと見はとても美しい女だ


だが、なかみ、つまりすっぴんはイケメンだ


濃いめのメイクともりもりブラで女に見せてる


｢ああぁ！うぁぁぉ！！｣


コック殿は悶えてる


｢うふふ、坂本のせいでネタばらしが早くなりましたが、ご紹介にあった田中でございます｣


田中は女の声で話した


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田中
20歳
メイド
男だが女の格好をしてる
主様love♡

八→←六

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