“あの人”の妹

届いていたのか、 ページ39

は？




今なんと



「聞いてんの？」


珍しく向こうから話をかけてきたと思ったら、、、


「だからぁ、七海が出張だから僕とお前で任務なの。これから」


とのことだ。



『なんで…』


最悪だ。


てか、なんでこの人と一緒なんだ？


そもそもこの人は特級。最強。


なぜわざわざ私がいく必要が？




「気が進まないのは僕もなんだからさぁ…緊急任務なんだから早く行くよ」



私よりも何倍も大きな背と足でスタスタと廊下を歩いていってしまった。



なので仕方なく私も逆方向に向かって一度自分の部屋に戻る。





部屋に戻ったものの、特に用意することもないのに気付きなぜわざわざ部屋に戻ったのだろうと思いながらまた廊下を歩く。



門の前では伊地知さんの車に乗ってすでに待機している五条先生がいた。




はぁ、


本当に任務に行くのだと考えると気分が落ち込んでいく。




車を走らせてから数分または、数秒なのかはわからないが五条先生の口がやっと開いた。




と思えば任務内容を淡々と話始めた。



「今日の任務は一級1体、新しくできた会社がブラックでそこの社員の負の感情プラス会社の近くに心霊スポットがあったからこんなことになった。」



それだけ言うとまた口を閉じてしまった。


なので、私もさっき言われた任務内容を頭の中で確認しながら窓の外を見ていた。





「死ぬなよ。」






果たしてその言葉は私の耳に届いていたのだろうか。









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本当にお久しぶりの投稿で申し訳ないです、、、


更新してない間にhit数もものすごい数に、お気に入り登録してくださった方も千人越えて感謝しかないです。

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