“あの人”の妹

私は私 ページ33

気づきいたらランキングも上がって、お気に入り登録してくださっている方も増えて…本当に感謝です！

テストがあったため、少しお休みいただいておりました。これからは更新再開いたします！




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翌日教室に入るとそれは、それは…みんなの反応がすごかった。


主に悠仁。



『おはよー』


「「・・・」」


固まってるぞー。


「だ、誰ですか？」


野薔薇は知っているので二人の反応を見て楽しんでる。


『えーっと…Aでっすー…』


「ええええええぇぇぇ」


おい、悠仁。


椅子と机ぶっとんだよ。

え、ぶっとんだんですが？



「すっっっげぇ別人！！！」


『そ、それは誉められてる？』


「似合ってるぞ！」

『あ、ありがとう？』


さっきから恵はなにも言わず私のことを見てきている。


多分気づいてるんだろうな。


私があの人と似てる見た目が嫌でイメチェンしたこと。



そんなことを思いながら自分の席につく。


「でも、前のやつは前で五条先生に似ててよかったんだけどなー」


机と椅子を戻して席に座った悠仁が話かけてくる。


『んー…五条先生に似てるかなー？最強に似てるなんてwないない』



笑って誤魔化してみる。


「そうかー？まぁ、AはAだしな。」





っ…


AはA。


その言葉が本当に嬉しくて、少し微笑んだ。

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