嫉 妬 王 子

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「 おはよ、課題出来た？ 」


「 お陰様で 」


「 ふふっ、僕、すごいでしょ 」


「 うん、 」


「 僕、すごいんで。 」




また、そうやって自分で言っちゃう所がかわいいんだよねぇ

そして…

一通り話したら他の女の子のところへ




「 うっす 」


「 おっす…？ 」


「 ふはっ、何その挨拶 笑 」




だって、 うっす ってきたから…

おっす、じゃない？笑




「 よく朝練にきました 」


「 すごいでしょ、起きるの大変だったんだから 」


「 えらい えらい 」



そう言って、私の頭をなでる山田くん

…そういうのは、好きな人にやってよ




「 惚れた？ 」


「 いや、 」


「 手強いなぁ 」




あの、柚希のところへ行ってください

私なんか、気にしないで大丈夫だから




「 私、柚希のところに行くね！ 」


「 俺も― 」




ついて来てしまった…

まぁ、いいか




「 あ、A 」


「 おはよ、柚希 」


「 おはよう、柚希ちゃん 」


「 騎馬戦、頑張ってね！ 」


「 うん、 」


「 山田くんは… 」


「 俺、リレーだよ 」


「 頑張って…ください…// 」


「 ありがと 」




やばい、

柚希がキュン死してるよ

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