序章・5話 ページ7
る「で、なんかありました?」
保冷剤で僕の頬を冷やしながら、るぅが聞く。
僕はソファーに座る、るぅの足の間。
他の人たち、5人は各々、机を囲むように地べたに座ってる。
てか、髪明るくない?
あ、因みに僕は真っ黒だよ〜
腰あたりまであるの。
今はお団子にしてる。←誰得情報?
『るぅ、髪ほどいて。』
る「そのまま来ないでくださいよ」
『作業終わったから、言いに来たの。髪結んでんの、忘れてた。』
?1「髪長〜い!」
?2「スゴ…」
?3「キレイやな〜」
る「今日の朝、メンバー来るよって言ったの覚えてる?」
?そーだっけ?
記憶を遡ってみましょう〜
…ないよ?
言われてない。
『そんなこと言って無いでしょ?聞いてないよ?』
る「言いました!まぁ、半分寝てたというより、9割寝ながら聞いてましたからね。はぁ…僕が歌い手活動してるのは知ってますよね?」
『もちろん!るぅと君でしょ?本名と近いよね〜』
る「そう?まぁいいや。僕の歌い手活動がグループであることは?」
『なんとなく。なんだっけ?苺王子?だっけ?』
?4「惜しい!」
?5「それを英語で」
る「すとろべりーぷりんす!すとぷりですよ!」
『あ、あぁ!そっかそっか。誰かがそんなこと言ってた気がする。』
る「そのメンバーが来てるんです。」
『ふーん』
るぅの知り合いなら、僕には関係ない。
るぅから保冷剤を取り、キッチンへ向かう。
る「どこ行くんですか?」
『晩御飯作る。腹減った。お前らも食うか?』
る「A、口悪いですよ」
『自分に関係ない奴等のことをお前らって呼んで何が悪い?』
る「関係なくないです。今日、メンバーが来たのは、Aのことを話し合うためなんだから。」
『よく分かんないけど、後でいい?腹減った。』
る「〜!分かった!後にしよう。みんなも食べるでしょ?」
?4「う、うん。お願いしてもいいかな」
『…7人分は多いなぁ…』
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:スズレカ | 作成日時:2021年4月8日 0時