貴方と、月明かりの下で

番外編！happy birthday なーくん！ ページ41

遅刻してごめんなさい！！
生放送の通知は来てたんですけど、見れませんでした……
ﾋﾟｴﾝ……
ーーーーーーーーーー
ななもりside

誕生日の朝、リビングに降りると、Aを除くメンバーが集まって、お祝いしてくれた。

す-な「「「「「誕生日おめでとう、なーくん！！」」」」」
な「ありがとう！」

みんなにお礼を言うと、階段を降りる音がした。
そういえば、莉犬くんがAは上にいるって言ってたな。

な「おはよう、A」
『おはよう、なな。それとおめでとう』
な「ありがとう」

Aはあんまり人を褒めたりしないけど、誕生日とか、記念日とかはちゃんと覚えてて祝ってくれる。
いわゆる、ツンデレなんだよね。

『なな、防音室集合』

3階建てのこの家は、3階に防音室、莉犬くん、るぅとくん、Aの部屋がある。
2階には残りのメンバーの部屋、1階は共同スペース。

防音室には、ギターやピアノ、ヴァイオリンとか楽器が置いてある。
Aは防音室に置いてある楽器なら、全部弾けるらしい。

防音室に行くと、Aがギターを抱えていた。

な「何するの？」
『弾き語り』

『ななの誕生日、みんな物あげるけど、僕、何あげれば良いか分かんなくて。』
『だから、自分が唯一出来る音楽をプレゼントにしたいなって、思って。』

一生懸命、Aなりに考えてくれたんだ…

『まぁ、取り敢えず…


ななが、もう2度と、苦しみで泣くことがないように願って。』

『「よるのあと」』

「〜♪貴方が嘘をつかなくても」
「〜♪簡単な顔して笑わないで」








なーくんへ

お誕生日おめでとう!!!!!!!

byスズレカ

罪悪感→←6週目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す