畳だったから転がってる時めっちゃ擦った… ページ45
パタパタパタパタ
「んっ、んん……」
なんかパタパタ聞こえる
私は唸り声をあげて閉じていた瞼を重々しく開ける
そして、私の瞳に映ったのは淡い黄色がかかった髪に大きな茶色の瞳に少し垂れ下がった眉。私を心配そうに覗き込んでいる。
………
『紡ちゃん！？』
私は驚きすぎて大声を出してしまった
そして、紡ちゃんも含め周りにいた人たちも驚きの声をあげている
え、ちょっ待って、私も今の状況に驚いてるんだなこれが
だって、あの天使と称されてる小鳥遊紡様に膝枕されてうちわで扇いでもらってるんですよ！
これ驚かないわけにはいかないでしょ！
「あ、あの、大丈夫ですか…？」
とオドオドして聞いてくる紡ちゃん
ああああーー！！紡ちゃんってこんな声してたの！？最高じゃねぇか！もう大天使の降臨だよ！
アニメ化めっちゃ期待できるね！って今はそんなこと考えてる場合やない！
『だ、だだだだ大丈夫です！むしろありがとうございます！！てか、すいませんんん！！！』
私はこのままだとほんと萌え死にしてしまうので紡ちゃんの膝から頭を上げ、一旦紡ちゃんに離れて落ち着こうと思い勢いよく反対側にゴロゴロと高速で転がりながら行くと、背中に何かが当たった。私が後ろを向くと、そこにいたのは
「おっと、大丈夫かい？」
『うわぁあぁあ！龍さん！？すみませんー！！』
抱かれたい男No.2の龍さんが座っていたため落ち着けずまたゴロゴロとどこかに向かって転がる
そして、また背中に何か当たって顔を上げて上を見ると
「…痛いんですけど」
「どしたー？」
と私を迷惑そうに見るいおりんと頭を撫でる和泉三月さん
『すびまぜんんん！！！！』
つか、畳の上だからなんか皮膚がヒリヒリする！
ゴンっ！
『痛てっ！』
私が回っていると何かに頭をぶつけた
「あ、悪りぃ悪りぃ。当たっちゃった」
顔を上げてみるとそこには二階堂大和さんの姿があった
あ、イケメンだけど、なんでだろう…。全然緊張しないな二階堂大和さんは。
「お前さん、なんか失礼なこと考えてない？」
『いや、気のせいっスよ』
「…そう。とりあえずあちらの方はいいわけ？」
は？あちらの方？
私は二階堂大和さんが指差す方を見るとそこにいたのはめっちゃまがまがしいオーラを放っている九条天くんの姿…。
やべぇ…、全然よくねぇ
この展開、前にもあったような気が…。
とりあえず、私は今日厄日なのかな(遠い目)
こっちが聞きたいです→←絶対着ぐるみの中40°cくらいあるって…。
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ナナッチ - めっちゃ面白いです！ (2018年10月20日 18時) (
レス) id: 8e888cefff (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 美衣さん、コメントありがとうございます！壁ドンならぬ楽ドンです笑笑気に入ってもらえてよかったです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))楽ドン増やしていきましょうかね笑笑更新ためてすいません！でも、頑張っていくのでこれからも読んで頂けると嬉しいです♪( ´▽｀) (2016年8月12日 19時) (レス) id: fe09fea035 (このIDを非表示/違反報告)
美衣(プロフ) - すみません、本当何度もコメントすみません…！！楽ドンが…！素晴らしすぎて！コメントしたくてウズウズしました(´･_･`)←楽ドン最高ですね、めちゃくちゃ笑わせて頂きました(｀・ω・´)無理のないよう更新頑張ってください！応援してます！ (2016年8月12日 18時) (レス) id: 0b8d9e10fa (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 美羽星井さん、すみません間違っていましたm(._.)mオリジナルでもなんでもありません笑いつも読んでくださってありがとうございます！応援を糧にこれからも頑張っていきます！ (2016年6月23日 7時) (レス) id: fe09fea035 (このIDを非表示/違反報告)
美羽星井(プロフ) - あれ？七瀬陸なのになぜ九条陸になっているんですか？作者のオリジナルですかね？でもすごく面白いです！これからも頑張ってください！ (2016年6月23日 0時) (レス) id: 1bd11b4060 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りー | 作成日時：2016年3月29日 14時
