【ヒロアカ】双子のヒーローは最強です！Part２ (ページ37)

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蒼桜side

轟くんの左半身から炎が燃え広がる

暖かくて、優しい光

あの人の炎を思い出す…

轟「勝ちてぇくせに…ちくしょう、敵に塩送るなんてどっちがふざけてるって話だ…

＿＿＿＿俺だって……ヒーローに！」

轟くんが……笑った

ｴﾝﾃﾞｳﾞｧｰ「焦凍ォォォ！」

と、突然現れたエンデヴァーは何かを言っている

でも、私の耳には入ってこなかった

ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ･ﾏｲｸ『エンデヴァーさん急に激励…か？親バカなのね』

緑谷「すご……」

轟「何笑ってんだよ、その怪我で…この状況で…お前、イカレてるよ。どうなっても知らねえぞ」

2人は最大限に個性を発揮する

ｾﾒﾝﾄｽ「ミッドナイト！」

教師が止めに入る、これ以上はダメだと。

わかってるよ…それでも私は＿＿＿＿

轟「緑谷＿＿＿＿ありがとな」

その言葉ですべてが終わった

凄まじい力、大きな爆発

ﾐｯﾄﾞﾅｲﾄ「＿＿＿緑谷くん…場外、轟くん…3回戦進出！」

蒼桜「………」

麗日「蒼桜ちゃん！？どこ行くの！？」

その言葉を無視して私は走る

心臓がうるさいくらい鳴っている

.

.

.

蒼桜「……出久くん」

息をきらしてたどり着いた場所は保健室

その後ろから他のみんなも追いかけてきた

出久くんはオールマイトと話しており、他のみんなはリカバリーガールにより追い出されていた

話を終え、私は出久くんに近づく

蒼桜「出久くん」

緑谷「蒼桜ちゃん…えへへ負けちゃった」

困ったように笑う出久くんに苦笑いをする

蒼桜「轟くんを…救けてくれたんだよね？」

緑谷「蒼桜ちゃんは知ってたんだ」

蒼桜「うん、大分前に教えてもらった」

緑谷「そっか…」

蒼桜「ありがとう」

緑谷「え！？なんで蒼桜ちゃんがお礼を！それにお礼をいうのは僕のほうで、蒼桜ちゃんがあの時轟くんに言ってくれたから轟くんは左を使った」

蒼桜「それでも、私を動かしたのは出久くんだよ」

緑谷「へ？」

蒼桜「今日の出久くん、いつも以上にかっこよかった！」

満面の笑みを浮かべる蒼桜に頬を赤らめる緑谷

蒼桜「次は私の番、見ててね出久くん！」

緑谷「うん！頑張ってね！」

＿＿＿＿彼は私に、元気をくれる。