【ヒロアカ】双子のヒーローは最強です！Part２ (ページ33)

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蒼桜side

お昼休憩に入り、私は昼ご飯を食べたあとすぐに直正さんに電話をした

塚内『すまないね、行くことができなくて』

蒼桜「大丈夫だよ直正さん。仕事だもん、仕方ないよ。それにちゃんとテレビで見てくれてるんでしょ？」

塚内『あぁ、2人ともすごく強くなった。ビックリしたよ』

蒼桜「ちゃんと見ててね？頑張るから」

塚内『あぁ！無理はだめだからね』

蒼桜「うん、またね」

ツーっ、ツーっと電話が切れる

蒼桜「よしっ」

と、前を向いて歩きだす……とそこには壁にもたれかかっている爆豪くんを見つけた

蒼桜「爆豪くん？何してr ふぐっ」

思いっきり口を押さえられた

その時、聞き覚えのある声が聞こえた

轟「クソ親父の個性なんざなくたって…いや、使わず一番になることで奴を完全否定する」

轟くんの声だ、話している相手は出久くんかな？

この前、衛桜に話したことだろうか

轟「言えねぇなら別にいい、お前がオールマイトの何であろうと俺は右だけでお前の上に行く…時間とらせたな」

と、去っていく轟

緑谷「僕は…ずっと助けられてきた。さっきだってそうだ……僕は誰かに救けられてここにいる。

オールマイト…彼のようになりたい。そのためには一番になるくらい強くならなきゃいけない。君に比べたら些細な動機かもしれない。

でも僕だって負けられない、僕を救けてくれた人たちに応える為にも…さっき受けた宣戦布告、改めて僕からも…

＿＿＿＿僕も君に勝つ！」

そう後、去っていく2人を見送ったあと爆豪くんは静かに口から手を離してくれた

爆豪「てメェは……」

蒼桜「え？」

爆豪「てメェは知ってたのか…さっきの」

蒼桜「……うん」

爆豪くんは静かに私を見ていた

蒼桜「出久くんなら…」

爆豪「あ？」

蒼桜「出久くんなら、轟くんを救けてくれるのかな？」

爆豪「……知るか」

その後は静かにその場を去った