【跡部景吾】覚悟を決めろ。【支配】

The EiGHTEENTH. ページ20

跡部「俺様のこと……、好きか？」

A「……えっ？/////」

跡部「答えろ。」

A「なっ、そんないきなり…/////」


んなコト聞かれたって答えづらいっての！
今コレが、好きとか嫌いとか 言える状況かよ!?

…ていうか、キライなはずでしょ？こいつのコトなんか…！


跡部「……どうなんだ？」





A「き………、キライ…だしっ!!」


跡部「フッ、そう……か。」






…ｼｭﾙｯ……


A「あ…」

なんだ、意外とあっさり解いてくれた

…何だったんだ？
キライって言ったモン勝ちゲームだったの？



跡部「……おい、朝食にするぞ！早く用意しな！」

A「ぬっ……は、ハイ！」


…マジ何だったんだー!?






〜ダイニング〜




A「景吾様、朝食でございます。」

跡部「……ああ。」


…うーん、
思えば久しぶりにメイドっぽい仕事だな(笑)

いつもこんなカンジの仕事でイイんだけど…



跡部「ﾓｸﾞﾓｸﾞ)…おい、これお前が作ったのか？」

A「あ、はい…」

跡部「なるほど、まあまあじゃねーの！」

A「…一応メイドなんでね」


もー ね、ちょっと前まで超絶下っぱメイドだったのに…
素晴らしい出世だよ。

全然光栄じゃないけどね！



跡部「お前な…俺様が褒めてやってんだから、もう少し喜んだらどうだ、アーン？」

A「…んー、どもっす☆」

跡部「心を込めろ。」

A「ありがとでーす☆」

跡部「…もっと誠実にだ！」

A「注文多ッ!!」



跡部「ったく…まあいい。お前もこれ食ってみるか、アーン？」

A「いや、別に私は……」

跡部「構わねぇ。…ほら来い！」

A「私は構うんだよっ!!」

跡部「うるせぇな、命令だっつってんだよ!!」




…ｸﾞｲｯ!


A「ホンギャッ!!」


……いった〜い!!
この野郎…私の首元のリボン掴んで引き寄せやがったよ！

首締まるがな!!



跡部「…『いただきます』はどうした、アーン？」


A「だから別にイイって………」






ｽﾞﾎﾞｯ!!


A「……んぐっ!?」

跡部「どうだ、美味いだろ？」

A「んんんんーーっ!!!(涙)」

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