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横倉家の朝 ページ2
noside
ここは一番右側に建つ黒い門の家、横倉家
ここには両親と長男の候隆くん、次男の忠義くんが暮らしている
母「きみくーん、たぁくーん、学校遅れるでー?
はよ起きー!」
朝から元気のよい母の声が響きます
候「んー…いたた…」
ここは長男候隆の部屋
比較的寝起きの良い長男くんは母の声一発でお目覚め
ただ昨日の夜はゲームしたまま寝落ちしたのか床で寝ていたよう
体が痛いやら垂れたヨダレがコントローラーに付いてるやら
こんな姿弟くんには見せられませんね(笑)
忠「すぅーぴー…」
所変わってこちらは次男忠義の部屋
よく寝る子忠義くんは母の声程度では起きません
布団を蹴飛ばし、パジャマが乱れてお腹丸出しでまだ爆睡
候「たつぅ…起きんでー…」
そこにお兄ちゃん登場
起きない忠義くんを担いで階段を降り、トイレに連れて行ったあと朝食を食べる為に所定の位置に座らせる
これが普段の光景
忠「うわぁー!だし巻き卵やぁー♡」
朝食を前にしてようやく目が覚めた様子の忠義くんでありました(笑)
候忠「行ってきまーす!」
着替えを済ませて荷物を持ったら一緒に家を出ます
候「ちゃんと掴まれや?」
忠「うん!」
候隆くんが運転する自転車の後ろに乗る忠義くん
小中高一貫でも小学生は徒歩登校だからお兄ちゃんに乗せてもらっているみたい
ホントはいけないんだけどね
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作者名：ななし | 作成日時：2023年8月20日 2時
