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｢開けて!!お願い!!｣
神｢ご飯はここ置いとくで｣
コンビニのサンドイッチと牛乳パックを置かれ、神山さんは部屋から出ていった
何時間経ったんだろう
誘拐されてからだいぶ経ってるはず
窓を見ると、外はもう真っ暗
助けは来ない
私はそう思い、サンドイッチに手を伸ばした
・
静かにサンドイッチを頬張っていると、部屋の外から話し声が微かに聞こえた
耳を壁につけ、澄ましてみると
｢流星さん…？｣
声が流星さんに似てる
絶対そうだ!!
｢助けて!!!流星さん!!私はここにいるの!!｣
ｶﾞﾝｯ!!!!
大声を出した途端、ドアを強く叩かれた
それに驚き、声を出すのをやめた
神山さん怒ってる…？
再び耳を澄ますが、なんの音もしなくなった
なんだったの…？
・
次の日
私はずっと我慢していたトイレに行きたくて、ドアを叩いた
神｢おはようさん、ちゃんと部屋におって偉かったな、もう出てええよ｣
｢…お手洗いどこですか｣
神｢ん、そこ｣
指をさされた扉に行き、鍵をかけて用を足した
トイレも小さな窓があったが、部屋と同様頑丈な鍵がついている
トイレから出ると、神山さんが立っていた
｢なんですか…｣
神｢もう家の中自由にしとってええよ｣
｢え…？｣
神｢好きに過ごしてな｣
そう言うと、リビングに入っていった
とりあえず私は神山さんについて行きリビングに着いた
辺りを見回すと壁にはコルクボードが飾られていて、そこには私の写真が大量に貼ってあった
コルクボードの下には棚があり、一眼レフや写真立て、そして私の私物が置いてあった
無くしたと思ってた私のアクセサリーがそこにあった
驚きや、恐怖より
あぁ、本当に私のストーカーなんだと思った
神｢Aちゃんこれ｣
差し出されたのは、Tシャツと短パン、下着類にタオルだった
神｢ずっとドレスも嫌やろ？それに風呂にも入りたいやろうからこれ一式あげる｣
｢なんで…普通こんなこと…｣
神｢やから言うたやん、好きやから！ほら風呂沸いとるから入ってき｣
わけも分からず差し出されたものを受け取り、脱衣所に案内された
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杏珠(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます^^*妄想力を発揮させました！(笑)他の作品もぜひ！ (2020年7月21日 6時) (
レス) id: 5488eaff81 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - この妄想めっちゃ好き (2020年7月20日 23時) (レス) id: 2e99131a89 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - さやねちゃさん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉に私も号泣してます(泣)新作の更新も頑張ります！^^* (2020年7月15日 7時) (レス) id: 5488eaff81 (このIDを非表示/違反報告)
さやねちゃ(プロフ) - 完結おめでとうございます。すごく好きな作品の一つになりました。34話あたりから号泣してしまいました笑新作も読ませていただいてます。これからも楽しみにしています！ (2020年7月15日 0時) (レス) id: 47efebd3e1 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - あおいさん» 返信遅くなってすみません！コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年7月10日 15時) (レス) id: 5488eaff81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏珠 | 作成日時：2020年5月24日 16時
