11 ページ11
雪橋side
小瀧君と付き合えるなんて夢みたい
OKされるなんて思ってなかったし
振られても自分の気持ち伝えることが出来ただけでいいって思ってたけど
神様は私に微笑んでくれた
今最高に幸せだ
って、夏休み前までは思ってた
付き合い始めてわかってきた
小瀧君は私のこと見てない
小瀧君は隣に住んでる幼馴染の白波さんが好きなんだ
私と話してるときは白波さんの話は出さないけど、本人が通ったりするとじっと白波さんのこと見てるし、小瀧君の家におじゃますると、白波さんの家見てる
こんな分かりやすいことあるかってくらい分かりやすい
このことに気づき始めたときは、私が彼女だから、小瀧君の隣は私だから別にいいって思ってた
でも…それももう限界
私だって嫉妬くらいする
だからあえてダブルデートに誘った
白波さんもきっと小瀧君が好きだ
だから意地悪してやろうと思った
見せつけてやろうと思った
最低だけど、私が味わった苦痛を白波さんにも味あわせてやりたい
・
こんなことを計画した私に、後に天罰が下ることをまだ知らない
79人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杏珠 x他1人 | 作成日時:2020年5月17日 14時