23 ページ24
「大毅ｯ…どこまで走るの!?私もう限界…」
重「この辺まで来ればとりあえずええか」
結構走ったのに呼吸が乱れてない…
ほんと不思議だなぁ
「ﾊｧ…ﾊｧ…疲れないの…？」
重「全然！余裕やで〜」
強すぎ…
「ここ…小さい頃よく来てた裏山付近だよね」
重「そそ！秘密基地まだ残っとるかな〜？」
私と大毅は山の中に入り、けもの道を通ってよく遊んでた野原に出た
重「あー！秘密基地まだあった！！やっば懐かしすぎて泣きそ…」
「ほんとだ！」
古びた大きいコンテナの中は当時のままだった
小さなテーブル、所々傷んだソファ、毛布にいつのか分からないお菓子
「私たちしか知らない秘密基地…まだ残ってて良かった」
重「あこちゃん…」
大毅は私に近づいて、また私を抱きしめた
重「俺がちゃんと守るから…ずっとそばにおってや」
「…うん、どこにも行かない」
私も大毅の背中に手をまわし優しく抱きしめた
すると、大毅は私の首に顔を埋めた
「どさくさに紛れて血の匂い嗅ぐのやめてよね」
重「あ、バレた」
・
「ねぇ大毅、ここバレないかな」
重「しばらくはバレへんやろ、ここまで来るの慣れとらんと難しいし」
「お腹すいたらどうしよう…」
重「俺はあこちゃんおるから大丈夫〜」
「まさか私を食料にするために私と一緒に逃げようって言った？」
重「さすがあこちゃん、勘が鋭いね〜」
「最低だコイツ…」
重「嘘やってぇぇ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 216人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏珠(プロフ) - 赤い天使さん» ありがとうございます！続編もぜひ見てください！^^* (2019年9月29日 10時) (
レス) id: 4d20b4f7a7 (このIDを非表示/違反報告)
赤い天使(プロフ) - 続編楽しみにしています！続編でも更新頑張って下さい！ (2019年9月28日 21時) (レス) id: bc3d7dc988 (このIDを非表示/違反報告)
赤い天使(プロフ) - 杏珠さん» 見ててくれたんですね。ありがとうございます。私も更新頑張ります！お互い頑張りましょう！ (2019年9月21日 18時) (レス) id: bc3d7dc988 (このIDを非表示/違反報告)
杏珠(プロフ) - 赤い天使さん» ありがとうございます(´；ω；｀)赤い天使様の作品拝見させていただいています！とても面白くて好きです！お互い頑張りましょう^^* (2019年9月21日 17時) (レス) id: 4d20b4f7a7 (このIDを非表示/違反報告)
赤い天使(プロフ) - 小説の作り方上手いですね。私も小説を作ってます。小説の作り方が上手い方では無いので羨ましいです。これからも更新頑張って下さい！ (2019年9月21日 16時) (レス) id: bc3d7dc988 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏珠 | 作成日時：2019年9月7日 21時
