Switched#重岡

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貴方side


『ん…』



大父「大毅！大丈夫か！」

『あ、…』

大父「どうしたんや！」

『なんか…鏡に映ってて…』

大父「？それはいつもの事やろ？なに今更ビビってるんや？」

『え…？』


いつもの事？


大父「お前は霊感あるやん！忘れたんか？」

『え！？霊感！？』

大父「何言っとるん？お前頭打ったんか？」



知らなかった…大ちゃん霊感持ってたなんて



なんで教えてくれなかったの！？









重岡side



アルバムや写真を探り、見てみると


一叶の手足に傷がついていることに気づいた


重『虐待…？』



アルバムをめくっていくが、あの写真立ての写真以外一叶の父親が写っている写真がなかった



重『痛ｯ…』


頭が痛い…


重『あっ…そういえば』



今朝男子に頭を触られたとき、一瞬ゾワっとした



それに、一叶はいつも男子を少し避けてた気がする





父親のせいで男が怖いんか…？

でも俺や照史にはそんな素振り見せへんかった








ｶｻｯ



重『…？』



アルバムに挟まっていたノートらしきものが落ちた







重『なんや…これ…!?』









次の日





学校に着き、俺は真っ先に一叶の元に行った



『おはよう』

重『話あるから、放課後教室で待っといて』

『丁度良かった、私も話したいことあったの』








一叶は真剣な顔でこっちを見てきた

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