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放課後
永「風華ちゃん、一緒に帰ろうや」
「……ッごめんなさい」
私は先輩を避け、教室を出た
永「どうしたん?また女子らになんかされた?」
「まぁ、少し…」
すごいついてくるな…
永「なぁ、なんでそんな冷たく避けるん?」
「…信用出来ないんです。先輩がなんの能力を持っているのかとかも分かりませんし…兄にも言われたり、大勢の女子に悪口言われたり、目立ちたくないのに…私が間違っていました。お付き合いはやっぱり断らせていただきます…」
永「そっか…俺と付き合っていれば優しくしてあげたのになぁ?別れたこと後悔するで」
「どういう意味ですか…」
永「俺の能力はコピー能力。欲しい能力を持ってる相手の首に噛みつくことで相手の能力をコピーして自分のものに出来んねん」
「こ、コピー?」
永「中間家の女は全知全能。てことは俺が風華ちゃんの能力をコピーすれば俺も全知全能になれる」
「それが目的だったんですね…」
永「永瀬家はずーっと中間家の能力が欲しかってん。やから意地でもその能力もらうで」
ジリジリと近づいてくる先輩
怖い…!
「やめてください!!」
カバンや教科書を投げるが全く当たらない
永「大丈夫やで?ええ子にしてればそんなに痛くせんであげるから…」
「嫌…ッ」
瞬間移動…瞬間移動……
「なんでこんな時に出来ないん…ッ!?」
私が動揺してるから…落ち着け、落ち着け…
永「あんま手間取らせん方が身のためやで?」
腕を掴まれ、引き寄せられる
「やめて!!」
ガブッと首を噛まれた
「痛っ!!」
永「あ、れ…斑紋が出ない…?」
「へ…」
永「な、なんでや…」
失敗…した…?
私はチャンスだと思い、時間を止めて瞬間移動し、家の前に来た
「た、だいま……」
流「おかえり…どうしたん、その首」
「流星〜(泣)怖かったぁぁぁ…」
流「おぉよしよし、なにがあったん」
私は流星にさっきあったことを話した
流「能力が使えんかったのって…風華が永瀬とかいうやつの能力を使えんくしたんとちゃう?」
「あぁ!兄ちゃんたちのときみたいに?」
流「咄嗟にそうしたんとちゃうかな?」
「そっか…なるほど」
やるな、私
.+*:゚♪。.:*・゜♪。.:*・゜
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ジャスのミン - 私は3が良いです!どの内容も大変面白いですが、切なくなるよりかは笑えるような幸せな内容が良いです。ぜひよろしくお願いします! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 20b25484b1 (このIDを非表示/違反報告)
天かす - 1ばんがいいです!メインは神ちゃんかしげがいいです! (2019年8月19日 8時) (レス) id: 313b3a8dad (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 1がいいです!できれば、宇宙を駆けるよだかにでていたシゲか、神ちゃんがいいです!これからも頑張って下さい! (2019年8月18日 22時) (レス) id: 2dbeb1e51e (このIDを非表示/違反報告)
Ryu(プロフ) - 1がいいです!毎回楽しみに読んでます。 (2019年8月18日 21時) (レス) id: 5a7d12c01c (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(照史にデレ期◇) - 2がいいです!これからも頑張ってください! (2019年8月18日 20時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杏珠 | 作成日時:2018年4月13日 19時