全てが崩れた日 ページ9
9月25日
この日は昨日と違って調子が悪く布団に入って本を読んでいた。一颯は学校じゃなくて病院に行ってるらしい
すると
ーピコンッ
スマホの通知が鳴り見てみるとれいちゃんからメッセージだった。
れいちゃんA
Aん?どしたの?
れいちゃん今電話平気?
Aうん、平気だよ
メッセージを送るとすぐに既読が着いて電話が掛かってきた
「もしもしどしたの?」
澪「……」
「……れいちゃん、?」
澪「……私やっぱりあなたとは友達になれない。」
「…え?」
澪「Aはいいよね色んな人に信じて貰えて、私は…」
「そんな、私は信じてるれいちゃんがドーピングなんかしてないって……それにさくらや、一颯先生だって!」
澪「……なんかもう疲れちゃった」
その言葉を聞いた時とてつもなく嫌な予感がしたのを今でも覚えてる、慌てながら彼女がいる場所を聞いて
「……絶対そこから動かないで、お願いだからっ、」
私は今自分がどの状況下に居るかなんて忘れて家を飛び出し友達の所へ向かった。
でも着いた時にはもう
「……れいちゃん、」
柊「……A」
彼女はこの世に居なかった。
「っ…れいちゃん!やだれいちゃん!」
柊「A、!」
警「ちょっと入らないでください!」
「やだ、離してください!れいちゃんは、私の友達なんです、っ会わせて下さい、一颯も離してよ、!!」
柊「A!!」
先生に抱き締められ私は膝から崩れ落ち泣き叫んだ。
助けてあげられなくてごめん、ごめんね…れいちゃん
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作者名:蜜柑 | 作成日時:2023年4月7日 9時