1日前 ページ8
今日は久しぶりに気分が良かった幻聴も聞こえなくて一颯が学校に行ってても、パニックを起こすことは無かった
昨日自分で付けてしまった傷を包帯の上から撫でる
「れいちゃん早く会いたいなぁ…」
なんて思って居ると、ガチャと玄関の開く音がした
「先生、れいちゃんっ！」
早く会いたくて堪らなかった私は久しぶりに寝室から自主的に出た。
柊「A、自分から出てくるとは思ってなかったよ笑」
澪「A！」
「おわっ！！……ふふっ久しぶりだねれいちゃん」
抱き締めてくれたれいちゃんに、ごめんね辛い時にそばにいてあげられなくてと付け足すと
澪「バカ！自分の心配しなさいっ」
「へへっごめんごめん…」
柊「よかった、お前の笑顔久しぶりに見たよ」
「今日は何か調子がいいの」
澪「A……これ、」
れいちゃんは腕に巻かれてる包帯を撫でると私を再び強く抱き締めてくれた。
「れいちゃん強いよ〜」
澪「生きててくれてありがとね、っ」
そういう彼女の声は震えていた、私は彼女の背中に手を回し
「れいちゃんも生きててくれてありがとう」
と伝え合い微笑みあった。
その後さくらは相変わらずプロレスの話してくるよとか、唯月たちのグループは私の心配する話してたと色々な話を聞いた。
あっという間に日が暮れてれいちゃんは帰った。
まさか今日で会えなくなるとは誰も予想していなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜柑 | 作成日時：2023年4月7日 9時
