貴方とならどこへでも (ページ6)

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2日前※流血表現有ページ6

No side

9月23日

柊は学校に行きAは今日も布団の上で蹲っていた。学校に行けなくなって、スマホを開くのも怖くなり寝ると悪い夢を見るから寝れなくもなった。

そして何より

"パパ活女"

「違う、」

"ホントはやっちゃってんじゃないのー？パパ活"

「違うっ、！」

"見損なったわ"

「違う！！」

Aは幻聴に悩まされている耳を塞ぎ荒い呼吸を繰り返しながら顔を上げると、彼女の目に映るったものは

カッターだった。

Aはフラフラとベッドから立ち上がりカッターを手に持ち自身で自分を傷付けその手は赤く染っていた

「っ……違う、違う違う、！私じゃない…」

彼女の悲痛な叫びは誰にも届かなかった。その場に蹲り涙を流している昔の笑顔や優しい雰囲気。

普通の女子高生はこの1件により昔の自分を見失ってしまったのだ。

柊side

俺は彼女の笑顔が好きだった、だがあの1件から一度も笑うことがなくなってしまった。

彼女が心配だが休むことは出来ないため嫌々学校に向かう

学校に着き入ってくるのは根も葉もない噂に囚われた何も知らない奴らの陰口

違うあいつはそんな事をするやつじゃないんだよ

何でみんな本人の言葉は信じないで知らない奴らの言葉ばかり信じるんだ。

昼前になり今日は昼で帰宅予定だった為即座に車に乗り込むために職員室を出た。