貴方とならどこへでも (ページ3)

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「何これ、私知らない…こんな事してない！」

宇「分かってる私たちは信じてない、でも…」

私のアカウントを見るとフォロワーは昨日より増えていて私が描いたイラストを投稿したリプ欄には

"あの記事は本当なんですか？"

"パパ活女"

"こんな可愛い絵描いてるのに裏ではパパ活かよw"

"俺もヤリてぇ〜"

"DMに写真送ろうかなw"

"見損なったわファン辞めよ"

等根も葉もない情報が既に出回っていた。

頭が真っ白になり朝食べたものが全て出そうになるくらいパニックになっていると

石「ホントはやっちゃってんじゃないのー？パパ活〜」

唯「は、あんた何言ってんの？」

「ちが、私はほんとにッ、」

石「だってお前この日休んでるもんな、学校休んで男とホテル行ってお金貰ったんだろ？」

隼「お前いい加減にしろよ？こいつがそんなことする訳ねぇだろ！！」

隼人が大声を出すと辺りは静かになった

ーカシャッ

シャッター音が聞こえ廊下を見ると他クラスの生徒がスマホをこちらに向けていた。

【おい、パパ活女とドーピング女だぜ笑】

【あれホントなの？】

【そうなんじゃね？だってどっちも写真とか動画あるし】

【人は見かけによらないってこういう事かぁ】

澪「A！」

みんなの声、視線が怖く感じて私はれいちゃんの声を無視して教室から逃げた。