貴方とならどこへでも (ページ2)

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全てが狂い始めた日ページ2

9月某日

セットしていた目覚ましアラームで目が覚め平日のため学校に行く支度をする。私には両親が居ない

母は私が中1の頃に他界し父は母の死を受け入れられず酒に溺れ私に暴力･暴言を吐くようになり見かねたお隣さんが警察に通報し父は逮捕された。

夏も終わりに近づいているがまだまだ暑いなんて思いながら家を出ていつもの待ち合わせ場所で友達を待つ

さ「Aおはよう！」

澪「おはよう」

「おはようさくら、れいちゃん！」

私たちは毎朝一緒に登校していた。登下校時が1番楽しいとれいちゃんは笑顔で伝えてくれた

れいちゃん改めて景山澪奈はドーピング疑惑が浮上してから、学校ではいじめに遭いSNSでは中傷の嵐だ。でも全て根も葉もない噂さくらと私は1ミリも信じていなかった。

「おはよう〜」

学校に着きクラスに入り挨拶した後みんなは今日も澪奈に暴言を吐く

唯「ほんとよく来られるよね。」

「ちょ、唯月！」

澪「A、いいの。」

唯「てかAあんた自分のマイボイ見た、？」

「え、見てない」

涼「これ、違うよね……？」

そう聞かれ涼音のスマホを見ると

暇人狼

"魁皇高校3年日向Aパパ活疑惑"

という文と共にあったのは私が男の人と腕を組んでホテルに入ろうとしてる写真だった。