ライクオアラブ (ページ49)

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やっと着いた……！

あれからずっと隼くん、私の髪の毛離してくれなくてもうほんとに私今でも顔真っ赤だと思う…

玲於くん機嫌悪いまんまだし…

これから先すっごい不安。

｢れ、玲於くん…？着いたよ？｣

玲｢…見りゃわかるけど？｣

｢あ、あの、玲於くんどいてくれないと、私、降りれないよ…｣

玲｢……Aってホント隼好きだよね。｣

…はい？

え、なんでなんでなんで。

いや、どいてくれたけど、なんで。

なんでそんなに怒ってるの？

……いや…違う、

なんか、悲しそうだった。

でも、今の今まで玲於くんが悲しくなるようなことなんてあった？

もう、玲於くん訳わかんない…

隼｢あー、アイツすぐ機嫌悪くなるからさ、気にしなくていいよ。笑｣

｢あ、うん…ありがとう……｣

隼｢なんで玲於がこんなにイライラしてるのか、いつかわかると思うよ。｣

今、私は隼くんの言うことがわからなかった。

でも、いつかわかる、ってことは今の私にはわからなくてもいいってことなのかな。

気になるけど、しょうがないか。

それより、初仕事頑張らなきゃ…

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