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「…グク。」
JK「お前のことだから寮の友達にでもすがるつもりなんじゃないの？」
ああ、またお前呼びか。
って、こんな状況ですら思ってしまう自分がいる。
「そう、だけど。」
JK「もうとっくに門限過ぎてるのに？」
時計を見ると、もう9時。
「……。」
どうしよう。
JK「……来れば。」
驚いて顔を上げると、グクはスッと自分の部屋のドアに目をやる。
「…え、いやいやそれは悪いよ！さすがに！」
JK「何で。別に金とか取らないけど。」
「そーゆー意味じゃなくて！」
JK「じゃあどーすんの。」
「…それは……」
口ごもる私。
JK「どうすんのって。」
だっていくらグクといえ男の子の部屋に泊まるって
しかも地味に気まずいんだよ？今。
JK「A。」
グクに距離を詰められる。
「…あ、いや違くて、なんかごめん…
だって男子の部屋泊まったこととか無いし…なんか…」
JK「…俺のこと別に意識してないって言ってたじゃん。」
「…そうだけど。」
また口ごもって、下を向いてしまう。
JK「…友達として。じゃだめなの？」
「…え」
顔を上げると、あたりに真剣な視線とその近さに
目を逸らしたくなるのに
また不思議と、逃げられない。
JK「友達として、来れば？って言ったら来る？」
そう言う声はなんだかやけに優しく感じた。
JK「…別に何もしないって。」
…そうだよ。
グクと私だもん、何変なこと心配してんの…
「…お世話になります。」
そう言うと、私の荷物をそっと手に取ってドアを開けてくれる。
この優しさに触れたことで
まだ少し残る気まずさだけが気がかりだった。
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うぉにょな - 初めてこのようなものを見ました！最高です！はまりました（笑） (2022年7月27日 20時) (
レス) @page1 id: cdd05df777 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - りｰんさん» 嬉しいです！ありがとうございます！続編もよろしくお願いします！ (2018年12月9日 12時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - ソヨンさん» ありがとうございます！レス遅くなりすみません。続編もよろしくお願いします！ (2018年12月9日 12時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅちゃん - めっちゃドキドキします！更新頑張ってください!!! (2018年11月27日 8時) (レス) id: b8be0b3ae1 (このIDを非表示/違反報告)
りｰん(プロフ) - とても見ててそわそわします！！お忙しいとは思いますが、更新楽しみにしています！！楽しい作品ありがとうございます！！ (2018年11月26日 21時) (レス) id: d6f17e48e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた | 作成日時：2018年11月11日 20時
