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「なんで私…?」
そう言うと同時に鳴るチャイム。
グクはクルッと前を向いた。
人と関わらないような雰囲気放ってたじゃんか。
ああ、あの時から具合悪かったのかな。
それにオリエンテーションの時休んだもんね。
でも、なんで私?
頭の中は疑問符だらけになってしまって、
無限ループに入った私の思考は、
4限が終わってもそこから抜け出せていなかった。
弁当を持ってサラのところに向かおうと席を立つ。
((グイッ))
「わっ…」
掴まれた腕のその先にはいたのは
私をウサギのような目で見つめるグク。
JK「返事、してから行って。」
「…………だって1人目って言われたらなんか、
その……………なんで私なの?」
JK「Aは嫌なの?俺の友達なるの、嫌?」
「いやそう言うんじゃなくて…」
『グクー!飯一緒に食お!』
そう言って他の組の男の子が教室の入り口に顔をのぞかせる。
JK「おー!今行くから待って!」
…いやいやいや
「……友達、いるじゃん。」
JK「あれは中学からの友達だもん。
高校きてからはまだ友達作れてないし。」
「……そ。」
JK「俺初日休んだから、まだクラスに友達いない。」
なんだ、それで悩んでたのか。
「面白い男子いっぱいだよ、グクもすぐ打ち解けるよ。」
さっきから私の腕を掴んで離さない手を
ぎゅっと強めるグク。
JK「Aが友達なってくれるまで、俺友達作らない。」
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うぉにょな - 初めてこのようなものを見ました!最高です!はまりました(笑) (2022年7月27日 20時) (レス) @page1 id: cdd05df777 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - りーんさん» 嬉しいです!ありがとうございます!続編もよろしくお願いします! (2018年12月9日 12時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんた(プロフ) - ソヨンさん» ありがとうございます!レス遅くなりすみません。続編もよろしくお願いします! (2018年12月9日 12時) (レス) id: 02c4569023 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅちゃん - めっちゃドキドキします!更新頑張ってください!!! (2018年11月27日 8時) (レス) id: b8be0b3ae1 (このIDを非表示/違反報告)
りーん(プロフ) - とても見ててそわそわします!!お忙しいとは思いますが、更新楽しみにしています!!楽しい作品ありがとうございます!! (2018年11月26日 21時) (レス) id: d6f17e48e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽんた | 作成日時:2018年11月11日 20時