お隣さん。【JK】

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サラと相部屋の子たちも今は部活の合宿中らしく、





サラとわたしの2人きりで過ごせるのだそうで。





そして私は昨日の一連の出来事を全てサラに話した。





サ「え、それならずっとジョングクのとこいればよかったじゃない？！」





「…へ。」





サ「あーごめんごめん言い方が悪かったほら泣かないで。んで明日から行く宛てあるの？」





「…ない。」





サ「私からジョングクにLINEで言っとこうか？」





そう言って携帯を取り出すサラ。





「待て待て待て待て待て！」





サ「なにが問題よ？だってどうするの？今からの時期みんな大会前で合宿とか入るんだよ？」





「…そうだけど。」





だってだからってそんな…





サ「さっきの話聞いてても思ったけどさ、

ジョングクは明日からも泊めるよって言いたかったんじゃないのかな？

…なんてか、Aも本当はそれに気づいてたんじゃないの？」





…グクが何を言いたいのか





確かにあの時予想はついてた。





サ「いや〜ごめんな〜ジョングク、キスの邪魔したなあ…」





「やかましい。」





サ「あんたもキスされるって思ったから目閉じたんでしょうが。期待したから、冗談って言われて怒ったんでしょ？違う？」





…何も言い返せない。





サラにはお見通しのようだ。





サ「ごめん、言いすぎた。でもねA、ちゃんと自分と向き合わないと。抑え込んでばかりいないで。」





「…うん。でもわからない…わからないよまだ。」





サ「だから向き合うの。向き合いもしなきゃ誰もA自身のこと分からないよ？どこまで行っても自分を1番理解できるのは自分なんだよ？」





全部の言葉がまっすぐ心に刺さる。





…痛いほど。





サ「とりあえず、どうやったってここには明日からいられないからね。

気まずいなら私から連絡する？自分でなんとかできる？」





「…自分でなんとかする。」





サ「よし、えらい。分かってるよね？この意味。」





そう言ってサラはニヤッと笑う。





「………はい。」

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