Story 2 - 2 . ページ7
天｢ほら、防犯ブザー取られて手握られちゃったら何も出来ないでしょ？｣
ぎゅうっと天宮くんの大きな片手が私の両手首を強く握った。
うわ本当に何も出来ない。
『う、うん、、』
天｢そしてAちゃん、優しいから抵抗もできないよね？｣
天｢…このまま家に連れてって、閉じ込めることも、襲うことも出来るんだよ？｣
天｢ちゃんと分かってる？俺、高3の男だよ？自分が可愛いってこと分かってないAちゃんなら俺みたいなヤツに何されてもおかしくないんだよ？｣
『だから、かわいくない、よ…』
私がそんなことない、って言えば
天｢なんでそんなに否定するの、｣
私よりも悲しそうな顔をしてなんで、って天宮くんは言う。
ちなみにこのやり取り本日5回目。
『…っほんとにかわいく、ない、もん…』
天｢反応とかいちいち可愛いと思うんだけどなあ…｣
『、天宮くん、優しいからそう言ってくれるだけでしょ、、？』
なんでこんなに突き放してるの。
バカだなあ…
天｢優しい？俺が？またまたぁ、そんなことないよ、｣
でも、天宮くんは優しすぎるからそんなわたしを優しく包み込んでくれる。
天｢てかそーゆーこと言って、友達減らしたいの？｣
『ちが、っ』
天｢ならいーじゃん、俺はAちゃんのこと可愛い、好きだーって思う。そんでずっと仲良くしてる。何かよくないことある？｣
天｢寂しいなら俺が埋めてあげるからね、｣ｷﾞｭｯ
『っう、天宮、くっ、、』ｸﾞｽｯ
天｢ふはwずーっと見てて思ってたんだけど結構泣き虫だよね、、見る度にこうやってぎゅーして慰めてあげたいなって思ってたんだよねww｣
優しいけど、すこしだけ発言が怖いときがある。
ずーっと見てて思ってた、だって。
え、天宮くんにずっと見られてたの？
泣いてたところも、？
ストーカー…？
もしかして、さっきパシャッて音してたの、盗撮…？
本当は一緒に帰りたかったじゃなくて普通にストーカー…？
天｢どーしたの、黙りこくって何か考え事？｣
天｢あっ、もしかして俺がいきなりぎゅーなんてしたから、！？え、それならごめん今すぐ離れようか！？｣
『やぁだ、、』
まだもうちょっとだけこのぬくもりに触れてたくて、離れないでって手をおっきな背中に回した。
天｢…ほんっとかわいいことする…｣
こんな優しいイケメンがストーカーなんてないか。
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鯖缶なのだだだ - それな。 (2022年1月7日 21時) (
レス) @page15 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
魔法少女ゆらら(プロフ) - 鯖缶なのだだださん» 話通じなさすぎて超厄介ですよね書いててウケる〜wwって思ってましたもん(ギャルか) ヒロイン羨ましいの作者もですへへ現実でもあんなことになりたい(( (2021年12月28日 19時) (レス) id: 06868f6095 (このIDを非表示/違反報告)
鯖缶なのだだだ - 最後もはや面白かったのは俺だけ？そして「ヒロイン羨ましいなゴルァ！」って思ったのも俺だけ？ (2021年12月28日 19時) (レス) @page18 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
魔法少女ゆらら(プロフ) - 冷夏さん» すんごい分かりますどんなに歪んだ愛押し付けられたってかまわないですもん() (2021年12月26日 23時) (レス) id: 06868f6095 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏 - 天月さんなら愛せる(( (2021年12月26日 21時) (レス) @page18 id: 5690cfda4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魔法少女ゆらら | 作成日時：2021年11月27日 11時
