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Story 2 - 1 . ページ6

A side


あぁ…今日はなんか隣の席のイケメン、天宮くんに告白されるし可愛いって言われまくるし…


一生分は照れた気がする…


『天宮、くん…な、』


カッコよくてたまにイジワルだけど優しいし…別に付き合ってもいいんだけど、まだ天宮くんのこと全然知らないし…




そして何よりこんな陰キャでいいのか…


てかどこら辺が可愛いんだ…





…あれ。



静かな道に響く靴の音。でも、なぜか2つ重なっているように聞こえる。



『…あの、誰かいるんですか、いるなら出て来てください、っ!』


…出て来ない、、いないのかな…気のせい…?



『…はぁ、』


安堵のため息を漏らした、が。




パシャ



…いや、やっぱり誰かいる。シャッターを切る音でそう確信した。



そこの電柱…?


幼馴染のまふくんに持っとけって口酸っぱく言われていたため鞄に入れていた防犯ブザーを取り出し、ぎゅっと握って進んだ。



すると。


『…っ?!』






『あま、みやくん…っ!?』


そこにいたのは天宮くんだった。


天「あ…えっと、その、一緒に、帰りたい、なって、??」


『…も〜、!怖かったんだから…!!』


天「ごめんごめん、、」


『なんで、すっ、好き、、とか、そーゆー恥ずかしいことは言えるのに一緒に帰ろうってことは言えないの、!』


天「だっ、だって…ずっと俺と一緒なのは、嫌かな、って…」


『そんなことない、っ…1人の方がやだ』



天「っえ、?」


…私、何言ってんの、天宮くん困らせちゃったじゃん…


『…ずっとね、1人で寂しかったの』


また昔のように孤独を感じて涙が溢れそうになる。


だめ、泣いちゃだめ。天宮くんをもっと困らせちゃう。



天「…ん、よしよし…これからは俺がいるよ、」


ポンポンと頭を撫でてくれる天宮くんの手は大きくて男らしくて。


心がじんわり温まっていくような気がした。


『いっしょ、帰ろ…?』コテッ


天「はぁ…男にあんまりそーゆー可愛い顔見せないこと、」


『かわいい…?』


天宮くんにいっぱい可愛いって言われるけど本当にわからん…


天「首こてってして…必死に縋るように、1人にしないでって言うみたいな目で一緒に帰ろなんてさ…はああ可愛い、、ずっと拝みたい、、」


『ん、ん…??』



天「Aちゃんのこと好きな男だよ?2人だよ?帰り道だよ!?」


『う、うん…?』


天「今防犯ブザー握ってるけど、こうやってさ、、」


ガシッ


『ぉわっ、!?』

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鯖缶なのだだだ - それな。 (2022年1月7日 21時) (レス) @page15 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
魔法少女ゆらら(プロフ) - 鯖缶なのだだださん» 話通じなさすぎて超厄介ですよね書いててウケる〜wwって思ってましたもん(ギャルか) ヒロイン羨ましいの作者もですへへ現実でもあんなことになりたい(( (2021年12月28日 19時) (レス) id: 06868f6095 (このIDを非表示/違反報告)
鯖缶なのだだだ - 最後もはや面白かったのは俺だけ?そして「ヒロイン羨ましいなゴルァ!」って思ったのも俺だけ? (2021年12月28日 19時) (レス) @page18 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
魔法少女ゆらら(プロフ) - 冷夏さん» すんごい分かりますどんなに歪んだ愛押し付けられたってかまわないですもん() (2021年12月26日 23時) (レス) id: 06868f6095 (このIDを非表示/違反報告)
冷夏 - 天月さんなら愛せる(( (2021年12月26日 21時) (レス) @page18 id: 5690cfda4d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魔法少女ゆらら | 作成日時:2021年11月27日 11時

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