ヤンデレチックイケメン男子。【amtk】

Story 5 - 4 . ページ13

天宮くん大好きって言ってだって。









感情こもってない言葉が嬉しいというのか彼は。









てかこのままだと本当にさっき言ったことのまんまじゃん。









感情込めてとか言われたら本当に言いそう。うわやだ。








天｢ねえほら、早くしてよ｣








『あ、、まみや、、、くん、っ』









天｢なーあに？｣









とんでもなく甘ったるい猫撫で声。ほんと気持ち悪い。さっきは愛なんて感じない冷たい声だったのに。









『だ、、だい、、、、す…き』







天｢んふ、おれも大好きだよ？｣








やめて、大好きなんて言わないで、好かれたくない。








天｢…ふふ、ねえ、Aちゃん一人暮らしで寂しくない？俺と一緒に住も？｣








なに、なにがしたいの。なにを求めてるの。





てかなんで私が一人暮らしって知ってるの。









天｢今日はもう早退して俺ん家帰ろ？｣









『や、、ぁッ』









天｢何、まだ反抗するの？じゃあ大好きって嘘？嘘ついたの？｣








『ち、がっ…』








天｢…、ほんと？ほんとに俺のこと大好き？｣









もう逃げらんない。無理。一生この人に重い愛押し付けられて生きていくんだと思う。









『だい、、すき、』









天｢ん、そっか、ごめんね、意地悪して。｣









ずっと、今も馬乗りになって意地悪されてるような状態なのに何を言う。








ごめんねだって。それだけで済むもんか。









いきなり彼は私の手をベッドに固定し、顔を近付けた。



ああやばいキスされる。





私も彼もゆっくり目を閉じた。



だが表情は全然違うだろう。






怯えた顔の私と口角が上がっている彼。








ﾁｭｯ





わざとらしく音を立ててキスをした。






初めてはちゃんと好きな人としたかったな。
好きな人なんていないけど。








いやまあ顔だけはイケメンだからいいか。顔だけはな。








天｢へへっ、幸せだね、？｣








なんだそのあたかも私が君のこと好きみたいな言い方。
いや大好きって言ったからそういうことになってんのか。









天｢…まだ怖い？｣









当たり前です。怖いです。









天｢…ごめんね、でもAちゃんも悪いんだよ？｣








なんでだよ。ストーカーは避けるよ。顔触られそうになったらパシって叩くよ。








天｢…怖くないよ｣







いや怖いよ。





ーー
キャラ崩壊はお見逃しください()

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