【A3!】小さなオルゴールの約束【摂津万里】 (ページ10)

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9.ゲーセンページ10

「んー…じゃあ、万里くんとゲーセンに行ってみたい！」

万里「ゲーセン？…俺の本領発揮だな」

「万里くんゲーム得意なの？」

万里「んーまぁ、得意ってか何でもこなせるだけ」

「何それーうざっ！(笑)」

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なんて言って、彼を少し怒らせちゃったみたいで走って彼から逃げる。

万里「俺から逃げようなんて100年はえー！」

・

あっさり捕まったけど、なんか追いかけっこって青春みたいでちょっと嬉しかった。

たった少しの距離でも、息が上がった…

少し苦しくて、でもそんな姿は彼に見せたくないから…

「もう捕まっちゃったよー…次は負けないからね！」

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彼に笑顔を向けた。

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「ゲーセンなんて久しぶり！」

万里「そうだろうなー何したい？」

「えーっと…あれしたい！」

万里「あれって…これか？？」

・

私が指さしたのはゾンビ物のシューティングゲーム

万里「意外だな」

苦笑いを浮かべる彼
そういうイメージなかったのかな？(笑)

結構、こういうゲームが好きなんだよね～

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万里「足引っ張んなよ」

「なにそれ、そこは俺がフォローしてやるとかカッコイイこと言ってよね(笑)」

なんて冗談を言いながらもお金を入れてゲームを始める。

意外と息がピッタリでクリアできた。

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万里「息ピッタリだったな、意外とAうめぇし」

「ありがとう」

万里「もう1回やるか！？」

「うん！やりたい！！」

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それから何度かゲームをしているうちに予約していたカフェのお店から電話がかかってきた

「席が空いたみたい！行こっか！」

万里「おう、Aとのゲーセンなかなか楽しかったわ」

「今度はシューティングゲーム以外もしようね！」

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