白石の顔が好きなだけなんだから！【白石蔵ノ介】 (ページ4)

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episode 3 ページ4

「で、白石。この後の新入生オリエンテーションでの部活動紹介どうすんのや？」

ご飯を食べ終え、謙也が話を振る。

「その事なんやけど、Aとちょっと考えとってな」

白石がみんなに説明する。

白石が言った通り、マネージャーであるうちと部長の白石である程度紹介の内容を考えとったんやけど…

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「………どうしても笑いに持ってけへんのや」

「部長とA先輩じゃ笑かすの無理なんちゃいます」

「ちょっと財前くーん。それより無理に笑いとる必要ないやろって何回白石に言っても聞かんのやけど」

「A、うちら四天宝寺テニス部は笑かしたモン勝ちっちゅー話や」

「それは知っとるわ！でも、部活動紹介でそんなんせんでも」

「笑いなら」

「俺らに」

「「任せとき！！」」

「相変わらず無駄に息ピッタリでキモいっす」

「俺はみんなに任せるばい」

そんな感じで話は進んでいき、

今年は小春とユウジのお笑いダブルスをメインで部活動紹介をすることに決まった。

何度が屋上でリハーサルをし、

いよいよ本番がやって来る。

マネージャーは直接みんなの前に立って発表とかはなかったが、とりあえずみんなを見守る。

ステージに立ったのはR陣のみで、

滑ることなく、見事に笑いをとって部活動紹介を終えた。

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ー放課後

「みんなー部活動紹介お疲れさん！なかなか良かったんやない？？」

「大ウケやったわー」

「明日からの部活動の見学、可愛い新入生がぎょうさん来てくれるとええな～ユウくん♡」

「せやな！俺らのギャグに惚れました！ってな」

「うちには可愛いマネージャーもおるしな」

白石がそういい、うちの肩にポンと手を置く。

「はっ！？可愛い？？…そんなことないわ///」

「あらあらAちゃん、お顔が真っ赤やで～可愛い可愛い♡」

「こぉらぁー小春～浮気か～！！！」

「先輩らキモいっす」

「おっ、ざいぜーん！いつからおったん？？」

「A先輩が顔真っ赤になったあたりから」

「い、いいから部活始めなさい！ほら、白石！！」

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遊ばれる前に部活を始めるように促す。

んー…今日はなんか仕事あったかなー

確か、先週の練習試合のスコアまとめるのと…

て、そんくらいか。

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部室でスコア整理をしていると、

突然扉が勢いよく開く。

「やっと、見つけたでー！テニス部！！」