白石の顔が好きなだけなんだから！【白石蔵ノ介】 (ページ25)

今日:10 hit、昨日:22 hit、合計:35,497 hit

episode 24 ページ25

白石に言われ先にお風呂へ入る。

いつものように好きな曲を歌いながらゆっくりとあったまる。

・

「Aー入浴中にすまん！」

風呂の外から白石の声が聞こえてきた。

「ん？なんや？？」

浴室に響く自分の声。

・

「皿とか全部拭いたんやけど、どこにしまえばええ？」

「全部拭いたん！？おおきにー、しまうのはうちがやっとくわーテレビとか勝手につけてていいから上がるの待っててなー」

・

のびのび歌うのはやめて、少し急いで髪や体を洗う。

・

部屋着に着替え、髪を乾かしてから白石のいるであろうリビングへ向かった。

「白石お待たせ！風呂はいってええでー洗いものおおきにー」

「別に構へんで、ほなお風呂いただきます」

「おん、ゆっくり入ってきー」

・

白石にバスタオルを渡し、拭いてくれた食器等を片付ける。

・

そういえば白石どこで寝るんやろ？

うちと同じ部屋は嫌やし…

・

・

寝場所を考えながら適当にテレビを見て白石が上がってくるのを待つ。

・

30分ほどで上がってきた白石。

うちより長風呂やん(笑)

「ええ湯やったでー」

「そら良かったわー！それより白石どこで寝る？」

「ん？あぁ…寝場所な。どこでもええわ！」

少し迷った顔を見せたが、一瞬にしてパッと晴れた顔を見せる。

でも、どこでもいいって今1番困る答えなんやけど…

・

「同じ部屋に寝たくない…」

ボソッと呟くと、

「それなら俺はここでもええよ。適当にソファーとか借りるわ」

「でも、それは申し訳ないわ！ちゃんと布団しくから布団で寝な！」

「ほな、同じ部屋でもええやろ？なんも手は出さへんって(笑)」

「な、何言ってんねん！！手出すとか…アホやろ///」

・

意識していなくてもそんな言葉聞くと勝手に顔が赤くなる…

白石のアホ…///

・

なんだかんだでうちの部屋に布団をしき、白石は日課のヨガをしていた。

ぼーっとその様子を眺めながら、今日寝れるかな…と不安になる。

・

元々寝つき悪いし、

それに白石居るってなると寝顔見たなるやん…

だって白石の顔は好きだから…///

・

・

「よし、ほなそろそろ寝よか？」

・