白石の顔が好きなだけなんだから！【白石蔵ノ介】 (ページ3)

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episode 2 ページ3

午前中に係決めなどを終え、午後からは新入生のオリエンテーションがあった。

・

「ほな、午後からはオリエンテーションや、昼休み終わったら各自で体育館に集合や。持ち物は特にないから各自で必要なものあるなら忘れずに持っていきー」

連絡事項を伝え、教室を出る担任。

これはもう昼休みってことかい！？

ラッキー♪

「白石ー謙也ー屋上行こうや！」

「「おん！」」

昼休みはいつもテニス部のレギュラーメンバーと一緒に屋上で食べている。

「よっしゃー！今日は1番乗り♪」

「あの担任、さっさとHR終わらせていったからな」

「A、保健委員よろしくな」

「お、おん///」

「なんや、また顔赤いで」

「いつものことや！あんま弄らんといて///」

・

いつものこと、と言うのは

白石の顔が弱点と本人にバレてからちょいちょいされるようになったこと。

なにか些細な会話でもぐっと近寄ったり、顔を寄せてきたりする白石。

…ほんま、ずるいわ///

・

…ｶﾞﾁｬ

「なんや、先輩らもう来とったんすか」

「おぉ、財前！なんかうちらの担任雑っていうか…要領いいねん！！」

「そうなんすかーそれより3人とも同じクラスになったんすか？」

「せやで、仲良し3人がかたまったっちゅー話や」

「仲良しって言うか、部長と謙也さんがA先輩からかって遊んでるだけちゃいます？」

「そう！そうだよね！財前もそう思うよね」

「ずっと思ってましたわー」

「財前、それはちゃうで。だって見てみぃ」

そう言いうちの腕を引っ張て自分の方へ引き寄せる白石

「わっ、ちょっと！白石！何して…/////」

「ほら、可愛ええやろ」

「まぁ、面白いのは分かります」

「ちょっと財前！白石も離せ！！」

「はいはい」

なんて感じでエクスタピアスに遊ばれてると他のメンバーもやって来る。

「あら～Aちゃんお顔が真っ赤やで～もしかして白石くんと…♡」

「ちょっ、小春来て早々何行っとるんや！？別に白石とはなもんないわ///」

「そこでもっと顔赤くしたらあかんばい」

「なってへん！…あれ？ユウジは？？」

「…小春ぅ～置いてくなんて酷いでぇー！」

バンっと屋上のドアを開け入ってくるユウジ

あ、小春に置いてかれたんか！
ユウジもかわいそうやなー

こんな感じでいつものメンツが揃う。

副部長と師範はどこかって？
それは知らんわーいつもおらんし