【暗殺教室】渚くんの従兄弟は有名な大財閥の息子さん (ページ15)

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『病室戻るね？』

歩いていくと……
突然、止まった。

原「どうしたの？」

『ゲホゲホ！！』

渚「裕樹！？」

『ゲホゲホ！！』

磯貝「今何時だ！？」

前原「16時43分！！」

渚「特に薬の時間が過ぎてる！？」

『い、息が……』

サクラ「裕樹！薬！！」

『ゴクン！はぁ～……はぁ～……』

サクラ「大丈夫？」

『コクッ……』

サクラ「とりあいす、渚くん。裕樹を病室に運ぶよ。」

渚「は、はい！」

裕樹様の病室

サクラ「大丈夫。眠っているだけよ。」

茅野「良かった……」

サクラ「これで見たでしょ？裕樹の薬の時間は、16時40分まで。」

三村「でも、なんて、3分の間は平気だったんですか？」

サクラ「それは、貴方達と会話をしていたからよ。裕樹は、薬の時間にもし、誰かと会話していたら発作はでないの。」

渚「だから、あの時、発作が出なかった！？」

サクラ「でも、気づいてくれてありがとうね？」

全員「え？」

サクラ「裕樹はね、薬を飲まないと死んじゃう体でね。渚君達が気づいてくれなかったら、裕樹は呼吸困難を起こして亡くなっていたよ。」

全員「！？」

サクラ「それでも、裕樹は、薬を飲み続けて、ゲームの案を出しているんだよ。生き延びていてもおかしくないレベル持っているのが裕樹よ。」

『Zzz……』